<ネットでお金を稼ぐ方法>
1 起業家マインドを育てる
多くの人がミスをする要因のひとつが、ネット起業をスタートするに当たってのマインドに問題があります。
ネットを活用すると言っても、あくまで「起業」であり「ビジネス」です。
ネット起業に参入する人の中には、サラリーマンや主婦の感覚で仕事をとらえる人があとをたちません。
ビジネスですので、「仕事をする過程」を評価される事はありません。
サラリーマンの方でしたら朝の何時から夕方何時までという時間を仕事に費やせば、完全歩合給でないかぎり、その結果がどうであれ、働いた時間に対して報酬が支払われます。
仕事の過程に報酬が支払われるわけです。
ところが、ネット起業はビジネスです。
いくら仕事の過程で努力をし、時間を投入したとしても収入がゼロ。
という事もあり得るわけです。
あくまでも仕事の結果として売上が計上される事でしか評価されず収入にならないわけです。
一日8時間仕事をしたけど収入にならなかった。
ネット起業ではこういう事もよく起こります。
問題はそうした自体にどう対処するかという事です。
すぐに結果が出ないからと言ってあきらめてしまう。
実際にはこういう人があまりにも多いのです。
サラリーマン根性が丸出しなのです。
あなたはそうならない自信がありますか?
・・・。
しかし!
逆に考えれば、ネットビジネスで成功すれば無限に稼げるということです。
ネットビジネスは、『時間=給料』ではないからです。
それから、ネット起業とは平たく言えば結局のところ「通信販売」です。
商材が何であれ通信販売業なのです。
世の中の通信販売がどんな仕組みで成り立っているのか想像してみましょう。
最近はチャンネルをひねれば24時間通信販売の番組を見ることができます。
新聞、雑誌を開けば必ず通信販売の広告に遭遇します。
そうです。
通信販売の集客方法とは、こうしたメディアを活用した広告によって成り立っています。
広告を出さなければ無店舗ですから通販会社の存在は誰にも知られないわけです。
ネット起業も通販事業です。
サイトを立ち上げたとしても広告・宣伝をしなければ誰もあなたのサイトに気がついてくれません。
通販会社はそのために年間膨大な金額の広告費を使います。
ネットでは無料で宣伝できる方法も数多くありますが、実際にさきほどの稼いでいる5%の人達は有料広告により成功をしています。
行政書士としてネットマーケティングを活用し、年商1億円を上げている金森重樹氏は、その著書に「ネットで成功するためには、お金に火をつけて燃やす覚悟がなければムリ」とハッキリ書いています。
そこまで極端な話ではありませんが、広告費は、通販事業には絶対にはずせない大事な経費なのです。
と言ってもテレビや新聞、ラジオなどのマスメディアへの広告に比べたら、ネットでは非常に安価な費用で広告を出すことが可能です。
長引く不況で少しでも安い商品を購入しようと、10円、20円で、スーパーをはしごするといった感覚が当たり前になっていますが、インターネットビジネスにとってはその感覚が時に邪魔をする事があります。
広告費をかけたからと言って必ず結果が出るというわけではありません。
前出の金森氏のように火をつけて燃やす覚悟が必要なわけです。
あなたが主婦の感覚のままでビジネスをスタートすると、必ずこうした広告費をかけるべきか否かという試練に直面します。
主婦感覚では「お金を失う恐怖心」に打ち勝つ事が困難なのです。
あまりにも多くの人がこうしたサラリーマンや主婦の感覚をビジネスに持ち込み、稼ぐ事ができていないのが現状です。
稼げるようになる前に辞めてしまうのです。
たとえ小遣い稼ぎ程度の収入をお考えであったとしても、ネットで収入を得るためにはこうした感覚を払拭し、ビジネスマインドを学ぶ必要があります。
お金儲けに必要なスキル、知識や情報、マインドやノウハウなど、実は結構、職人の世界です。
職人は右も左もわからない頃から親方に弟子入りして、こうしたスキルを学び、盗んで1人前の職人になっていきます。
成功の第1ポイント
■サラリーマンや主婦の感覚を捨て、起業家の感覚を磨く為にビジネスマインドを学ぶ姿勢を持つ事
■ビジネスマインドを教えてくれる良い情報と出会い、ビジネスで必要なスキルを学ぶ事
2 レバレッジ(てこ)を持つ
真の成功者の戦略をご存じですか?
成功者とそれ以外の者を分けるキーワードをご存じですか?
持てる者と持たざる者という表現がありますが、持てる者は何を持っているのでしょう?
単なる資産、富、お金でしょうか?
答えは「レバレッジ」です。
真の成功者は誰もがレバレッジを持っているのです。
レバレッジとはテコの原理で説明されますが、「最小限の努力で最大限の結果を得る」という意味です。
素敵な言葉だと思いませんか?
大きな石を動かそうとするときに、自分の力だけでは動かすことができません。
非常に小さな事ですが、一切れの棒と起点となる小さな石によって同じ力で大きな石を動かすことが可能なのです。
あなたはレバレッジを持っていますか?
一生懸命努力をしているのに、真面目にコツコツ働いているのに、いつまでたっても生活レベルが変わらない。
何か同じところをグルグル回っている気がする。
こんな感覚に襲われた事はないですか?
それはあなたが誰かのレバレッジになっているからに他なりません。
サラリーマンは、社長のレバレッジになっています。
あなたが一生懸命働けば働くほど、あなたの社長は労力を使う事なく収入を増やす事ができます。
社長が1人でできる事は限られています。
社員を雇う事でできる仕事の量を増やすことができ、できる時間を短縮できるのです。
自営業者は、ひとつのお店を経営している限りはお金持ちにはなれません。
2号店、3号店とお店を増やす事でお金持ちへの道を歩き始めます。
店舗が自営業者のレバレッジになっているわけです。
そのため、多くの自営業者がお店の数を増やすことに躍起になるわけです。
ところが、お店を出す=リスクが増えることになります。
自営業者の深い悩みはココにあります。
また前述の社長の悩みもココにあります。
事業を拡大すればするほど、リスクは増えて行きます。
社員の数が増えれば増えるほど、お店の数が増えれば増えるほど、社員やお店の管理という事業にとっては後ろ向きの仕事が増えて行きます。
社長や自営業者は夜も眠れないぐらい、不安で頭がいっぱいになるのです。
従来型の会社組織や自営業者では、事業が拡大すればするほど、躁鬱や自殺、犯罪者が増えていくのもうなずけます。
事業が拡大すればするほど、自分の時間が失われ、悩みは増すためです。
誰かのレバレッジ(てこ)になっている限り、お金持ちにはなれません。
時間収入だけでは、真のお金持ちにはなれません。
では、ただの凡人がリスクを増長しないレバレッジを持つにはどうしたらいいでしょう?
レバレッジには大きく三つあります。
1つめが「お金」のレバレッジです。
お金は運用する事でお金を生み出します。
株や預貯金、流行のFXなどですね。
お金がお金を生みますので、ノウハウの確立ができれば他人のお金(銀行などからの借入)を活用することで、大きなレバレッジ効果を得ることができます。
2つめが「モノ」のレバレッジ。
例えば不動産などは人に貸すことでお金を生みます。
不動産を持っているだけで継続収入を生み出すわけです。
インターネットはどうでしょう?
インターネットはうまく活用する事でレバレッジ効果を得ることができます。
あなたが寝ている間にも自動的に集客をしたり、売上を上げる事ができるためです。
ただし、インターネットそのものだけではレバレッジになりません。
ほったらかしでも運用できるビジネスシステムを構築できれば、それがレバレッジになります。
3つめが「人材」のレバレッジです。
成功者は1人で働くことはしません。
チームを作って働きます。
1人で成し遂げられる事には限界があります。
自分が得意なことは自分でやることができます。
しかしながら、苦手な事は得意な人にやってもらった方が効率いいのです。
チームを作ってお互いが得意な事に専念する。
これが大きなレバレッジ効果を生み出します。
よく事業で重要な事は「ヒト」「モノ」「カネ」だと言われていますよね?
これらはレバレッジを働かせる事ができる重要な要素であるためです。
今では、それにプラス「情報」と言われています。
情報は現代においては最重要の要素になっています。
情報時代には、情報をいち早くキャッチした人が成功をつかんでいます。
マスコミが流している情報は既に加工された2次情報です。
最も貴重な情報は、今あなたが手にしているような誰かの口を通して伝わる1次情報なのです。
成功の第2ポイント
■「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」などのレバレッジを持つ
■自分が不得意な分野を補ってくれる専門家のチームを活用する
■インターネットを活用したビジネスシステムを持つ。
3 昇りのエスカレーターに乗る
ビジネスでうまく行くためには、時代のトレンドに乗る事が必要です。
時代の後押しがなければうまくいきません。
かつて財をなした人は、このトレンドに乗ってうまくいきました。
トレンドに乗ったビジネスは、個人の能力や運という不確定要素の影響をあまり受けません。
例えば、バブル期の不動産業はどうでしょうか?
「安く仕入れて高く売る」これは商売の基本中の基本です。
バブル時の不動産は、必ず上昇する土地の値段によって、誰もが「何も考えずに」この商売の基本を守ることができたのです。
そのため、才能もない凡人の多くが労せずしてお金を儲ける事ができたのです。
昇りのエスカレーターに乗って立っているだけで成功の階段を昇ることができたわけです。
バブル崩壊は、不動産をビジネスとしてとらえていた人には予測がついた事でした。
不動産を投機としてとらえていた人が、その負の遺産で苦しんでいます。
不動産は時代のトレンドでした。
空前の不動産への需要を生み出したのは、実はベビーブーマーと呼ばれる世代でした。
1946~1964年の世代に生まれた人は、前の世代の4倍もの規模になるのです。
時代のトレンドはこのベビーブーマー世代の成長と共に変化しています。
彼らが出生ラッシュ時には、ベビーフード、ベビー用品会社が大儲けしました。
彼らが就学年齢になると、空前の学校建設ブームを生みました。
彼らが就職し、独立すると車の生産は過去最高になり、彼らが結婚し、家庭を持つ頃に起きたのが、不動産ブームだったのです。
そして、彼らはボックスタイプの車のブームを生みだし、90年代にはパソコン、インターネットのブームを生みました。
今、彼らは40~60歳を迎え時代の荒波に直面しています。
終身雇用制度の崩壊、倒産、リストラ、減給、年金制度の崩壊、あらゆる荒波にもまれ、突然路頭に迷う人が続出しています。
ベビーブーマーは日本で言うと団塊の世代です。
団塊の世代は定年退職を迎えます。
言ってみれば、日本では大量の失職者団体が突如として出現しているのです。
現状の年金制度では、彼らに悠々自適の生活が待っているとは思えません。
では、彼らに第二の人生にふさわしい仕事が存在するでしょうか?
現状ではノーと言わざるを得ないと思います。
仕事を続けたい人の中には「起業」という選択肢を検討する人も多数出てくると思います。
よく考えてみますとこれは原点回帰現象です。
100年前、私達の先祖はほとんどが起業家でした。
サラリーマンという人種が生まれてきたのは農業社会が工業社会に変わってから。
まだ歴史が浅いサラリーマンが人生のすべてと考えるのは浅はかです。
100年前に戻るだけです。
100年前は職住近接が当たり前でした。
通勤などないのです。
ほとんどの人が自宅で仕事をしていました。
これまでがおかしかったのです。
時代が大きくうねり出し、皆がそのことに気づきはじめました。
そんな中から生まれてきたのがネットビジネス、ネット起業ブームです。
ここ数年、在宅で行う事業がかつてない勢いで急増しました。
大企業も在宅勤務を奨励しています。
ブームの背景にはインターネットというエキサイティングな技術があります。
ネット起業は、まさに今後数十年の時代のトレンドになります。
今後、数百万人、数千万人規模でネット起業への新規参入者が増えると予測されます。
彼らの受け皿が必要です。
あなたのビジネスは、彼らの受け皿になり得ますか?
もう一つ問題があります。
この100年間ですっかり彼らは大きな組織に身をゆだねる術を覚えたため、先祖の起業家としてのマインドを失ってしまいました。
前述しましたが、「サラリーマンや主婦の感覚でネット起業に参入すると必ず失敗します。」
不動産を投機と考えていた人が負の遺産で苦しんでいるように、ネット起業を投機のように考えている人もたくさん存在します。
在宅でする仕事ですが、ひとつの事業としてとらえなければうまくいきません。
そして、もう一つのトレンドがあります。
3月に退職金というまとまった資金を持つ多数の人が出現しました。
企業にとっては、突如として巨大市場が出現するようなものです。
そこで、各企業が今や彼らの懐を狙ってあれやこれやとマーケティングを展開している企業が儲けているのです。
では、この大きな市場にどんな商品を持っていけば気に入られるでしょうか?
有望なのが、家電、不動産、金融、健康・栄養です。
家電はテレビ放送のデジタル化と重なって買い換え需要が期待できそうです。
不動産は転勤の心配がなくなった定年退職者が家を建てるという一定の需要が期待できそうです。
株や投資信託などの金融商品は退職金の運用を検討する人も多いためです。
大事な事なのでもういちど書きますが、ネットを活用するしないに関わらず、扱う商材は非常に重要です。
時代のトレンドに乗っており、社会的に意義のある商材を扱う事があなたを労せずして成功に導きます。
そして、もうひとつ重要な事をお伝えしましょう。
権利収入という継続収入を得るための条件のひとつです。
継続収入を得るためには扱う商材が関係してきます。
継続収入を生むために鍵になるのは「リピート」です。
お客を確保できたら、その人が継続して毎月買ってくれる。
あるいは、同じ客が違う製品を買ってくれる。
こうしたリピート購入こそが継続収入を生み出します。
既存客にリピートしてもらうよりも新規客を見つけるコストの方が大きい事は想像しても理解できると思います。
リピート商品であればある程度の新規客を確保し、あとはしっかりとリピートしてもらえるようにフォローする事で継続収入を確立できます。
リピート商品とは、食品、日用品、消耗品、会員制サービスなどです。
時代のトレンドに乗った商材、社会的な意義のある商材、そしてリピート製品が商材。
これほど継続収入を得るにふさわしい商材は他にないと考えます。
成功の第3ポイント
■時代のトレンドに乗った商材を扱う
■社会的に意義のある商材を扱う
■食品などのリピート性が高い商材を扱う