「ピンちゃんのあかいくつ」というお話

記事
コラム
うさぎのピンちゃんは赤い靴を買ってもらい嬉しくなってみんなに見せるためにお出かけしました。
そしたら向こうから黄色い靴を履いたお友達がやってきました。
その靴がとても素敵に見えたピンちゃんは、自分の赤い靴と交換してもらいました。
またしばらく行くと、今度は緑の靴を履いたお友達に会いました。
その靴がとても素敵に見えたピンちゃんは、履いていた黄色い靴と交換してもらいました。
今度は青い靴・・・
そうして歩いていると、赤い靴を履いたお友達に会いました。
ピンちゃんが買ってもらった赤い靴を履いています。
やっぱり赤い靴が一番いいと思ったピンちゃん。

というお話。

子供の頃大好きだった本で毎晩のように読んでいて、大人になってからもふと思い出すことがあります。
ピンちゃんみたいなこと、やっていたな〜って。
自分が持っていないものって、とても素敵に思えて欲しくなったり、
それを持っていない自分は劣っていると感じたり。
でも、そんな自分を誰か他の人からは「良いよね」と言われたり。

この本は、どの色も素敵だなと感じるように、自分の持ってる素晴らしさに気付き、誰もがそのままで素敵だというお話ですよね。

私も自分自身を知ることや自分の今ある環境に幸せを実感できるまで、ピンちゃんのように随分遠回りをしたり、一度手離れたことで改めて気がつくことがありました。
そのスタートはピンちゃんと同じように「それいいな」「それ欲しいな」と感じるところから始まりました。
願いを叶えることも同じですよね。
望みにダメ出ししたり、どうせ無理と思ったり、どうやってと方法を考えるよりもまず素直に望んでいる気持ちを受け止めてあげるところから始まりますよね。
その気持ちはシンプルに望みが叶うことに直結していることもあれば、何かに気付くためかもしれないし、新しい扉を開くきっかけになるかもしれません。
どんなところにたどり着くかはスタートを切った人のお楽しみですね。
誰もが自分だけの色を持ち、自分だけが歩む道があると思います。
それは人との違いがあって初めて見えてくるのだと思います。
その違いをダメなものとしてみるのではなく、これが「自分」なのだと胸を張っていけるといいですよね(*´꒳`*)



























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