サーバー会社から「ディスク容量の使用率が高くなっています」という知らせが届いた。
あるいは、画像を載せようとしたら保存できなかった。
サーバーの容量がいっぱいに近づくと、ホームページだけでなく、メールにも影響が出ます。
この記事では、何が起きるのか、何が容量を使っているのか、どの順で減らすかをまとめました。
■いっぱいになると、何が起きるか
・新しい画像や記事を保存できない
・WordPressや、プラグインの更新が途中で止まる
・会社のメールが受け取れなくなる、送った相手に戻ってしまう
・バックアップが取れなくなる
なかでも気づきにくいのがメールです。
ホームページは普段どおり見えていても、お客様からのメールが届いていない、ということが起こります。
■まず、何が容量を使っているかを見る
サーバーの管理画面には、容量の使用量を見る画面があります。
「ホームページ」「メール」「データベース」など、分けて見られることが多いので、どこが大きいかを確かめます。
■容量を使いやすいもの
・バックアップのファイル
バックアップのプラグインが、サーバーの中に何世代分も残していることがあります。
・メールの受信箱
何年分ものメールや、大きな添付ファイルがたまっていることがあります。
・画像
WordPressは、画像を1枚載せると、大きさ違いの画像を何枚も自動で作ります。
・使っていないサイトや、テスト用のサイト
昔作ったテスト用のサイトが、そのまま残っていることがあります。
・ログ(記録)のファイル
エラーやアクセスの記録が、たまり続けていることがあります。
■減らす順番
1. いま動いているサイトのバックアップを、パソコンなどサーバーの外に取る
2. サーバーの中に残っている、古いバックアップを外へ移してから消す
3. メールの受信箱の、古いメールや大きな添付を整理する
4. 使っていないテスト用のサイトを、中身を確かめてから消す
5. それでも足りなければ、プランの変更を考える
消したものは戻せません。
「何か分からないもの」は消さず、確かめてから扱いを決めてください。
■自分で整理してよいもの・任せたほうがよいもの
・自分で整理してよいもの:メールの受信箱、パソコンへ移したあとの古いバックアップ、使っていないと確かめた画像。
・任せたほうがよいもの:サーバーの中のよく分からないファイル、データベース、ログのファイル、テスト用のサイト。消すと戻せず、サイトが止まることがあります。
■メールが止まっていたら
容量がいっぱいの間に届くはずだったメールは、送った人に戻されていることがあります。
整理が終わったら、お問い合わせフォームから自分あてに試しに送り、届くかを確かめます。
止まっていた期間に、お客様からの連絡が来ていなかったかも、思い当たる方に確かめておくと安心です。
■やってはいけないこと
・何のファイルか分からないまま、大きいものから消す
・いま動いているサイトのファイルを消す
・バックアップをすべて消してしまう
■自分で確かめるチェックリスト
・サーバーの管理画面で、使用量の内訳を見た
・サーバーの外に、バックアップを取った
・古いバックアップを外へ移してから消した
・メールの受信箱を整理した
・使っていないサイトがないかを確かめた
■よくある質問
Q. プランを上げれば済みますか?
A. 一時しのぎにはなりますが、増え続ける原因が残っていると、またいっぱいになります。先に内訳を見ましょう。
Q. メールはどこまで消してよいですか?
A. 取っておく必要のあるメールは、パソコンに保存してから消します。決まりがある書類は、社内の決まりに合わせてください。
Q. 画像を減らしたら、サイトの写真が消えませんか?
A. 使っている画像を消すと、表示されなくなります。使っていないものだけを見分けて減らします。
Q. バックアップはサーバーの中に置かないほうがいいのですか?
A. サーバーが壊れたときに一緒に失われるので、外にも置いておくのが安心です。
Q. 毎月、容量を見るのは大変です。
A. 保守の契約で、容量の見回りも任せられます。
■任せたい方へ
ご自分で整理できる方は、この手順で十分です。
「何を消してよいか分からない」「毎月見ていられない」という方には、WordPressの保守を月額でお受けしています。
容量やバックアップの見回りも含めて、毎月ご報告します。
WordPress保守を月額で代行し毎月報告します