伝わるスライドのタイトルは「結論」でつける

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スライドのタイトルを「売上について」「今後の方針」といった話題名にしていませんか。話題名だけのタイトルだと、聞き手は「このスライドで何が言いたいのか」を自分で読み取らなければならず、話の要点がぼやけてしまいます。伝わるスライドのタイトルは、話題ではなく結論でつけます。

たとえば「売上について」ではなく、「売上は前年比120%、要因は新規顧客の増加」と書きます。タイトルだけ読めば結論が分かり、聞き手はあとは根拠を聞けばよくなります。発表者にとっても、タイトルに結論を書くことで「このスライドで言いたいことは何か」が明確になり、話が脱線しにくくなります。結論タイトルを作るコツは3つです。

一つ目は、「だから何?」と問いかけることです。話題名を書いたら、そのスライドを見た人に何を伝えたいのかを一文で答えてみます。「売上について」なら「売上が伸びた」「伸び悩んでいる」「対策が必要」のどれなのか。その答えがタイトルになります。

二つ目は、数字や固有名詞を入れることです。「売上が伸びた」だけではまだあいまいです。「前年比120%」「新規顧客が300社増加」など、具体的な数字が入ると、結論の強さが伝わります。数字がない場合でも、「対象は20代女性」「期間は3か月」といった条件を入れると、話の範囲がはっきりします。

三つ目は、長さを一行に収めることです。結論を書こうとして説明を詰め込むと、タイトルが二行、三行になって読みにくくなります。目安は20〜25字程度です。収まらない場合は、結論の部分だけをタイトルに残し、条件や根拠は本文やグラフに移します。タイトルは見出しであり、本文の要約ではありません。

なお、結論タイトルはすべてのスライドに必須というわけではありません。目次や区切りのスライド、意見を募りたい議論のスライドでは、話題名のほうが自然な場合もあります。使い分けの目安は、「このスライドで伝えたい結論が決まっているかどうか」です。決まっているなら結論で、まだ決まっていないなら話題名で十分です。

タイトルを話題名から結論に変えるだけで、スライドの読みやすさは大きく変わります。次に資料を作るときは、まず各スライドのタイトルだけを並べてみてください。タイトルだけ読んで話の流れが追えるなら、その資料は聞き手にとって伝わりやすい資料です。メモや箇条書きから、伝わるプレゼン資料を作るお手伝いをしています。資料作成サービス(4,000円)。先着3件まで特別価格です。

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