企業リストは「集める前に決める」3つの軸で作る

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企業リストを作るとき、つい検索から始めてしまいがちです。思いついた会社を片っ端からメモしていくと、途中で「この会社はなぜ入れたのか」「この項目はなぜ必要なのか」が分からなくなり、リストが使い物にならなくなります。使える企業リストは、集める前の決めごとでほぼ決まります。ポイントは3つです。

一つ目は、リストの目的を一文で決めることです。「営業先の候補を探す」「同じ業種の会社を比較する」「イベントの出展社を調べる」など、目的が違えば、集めるべき会社も項目も変わります。目的があいまいなまま集めると、数が増えるほど判断が鈍ります。まず「このリストで何を決めたいのか」を書き出してから、検索を始めましょう。

二つ目は、項目を先に固定することです。会社名、所在地、業種、規模、公式サイトのURLなど、すべての会社に共通の項目を決めておきます。途中で項目を増やすと、最初に調べた会社だけ情報が欠け、比較ができなくなります。項目は欲張らず、目的に直接つながるものだけに絞るのがコツです。連絡先を入れる場合も、公開されている公式の窓口に限り、個人の連絡先や非公開の情報は扱わないようにします。

三つ目は、出典を残すことです。情報の出どころ(公式サイトのページなど)と確認した日を、行ごとにメモしておきます。あとから「この数字はどこから来たのか」と聞かれたときに、すぐ答えられます。公式サイトの情報と、まとめサイトの情報を混ぜてしまうと、正確さの確かめようがなくなります。迷ったら公式情報を優先する、と決めておくと整理が楽です。

集めたあとの表の整理も、ひと工夫で使いやすくなります。1行に1社だけを入れ、会社名の表記ゆれ(株式会社の有無や略称)は統一します。並べ替えや絞り込みができる形にしておけば、「東京の会社だけ」「従業員100人以上だけ」といった抽出もすぐできます。色や太字で飾る前に、まずは「探しやすく、比べやすい」形を整えることが大切です。

企業リストは、量より設計です。目的・項目・出典の3つを先に決めれば、集める作業はぐっと速く、仕上がりも比べやすいものになります。

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