はじめまして。
昨日は、行政書士と社労士の自己紹介を、本日はキャリアコンサルタントです。
現在は、キャリアコンサルタント、行政書士、社会保険労務士の三つの資格を軸に、個人事業主として活動しています。
行政書士としては開業14年目、社会保険労務士は6年目、そしてキャリアコンサルタントの経験としては、気がつけば15年が過ぎ、16年目を迎えました。
実は、私の中で一番長く関わってきた仕事が「キャリア支援」です。
開業前は、ハローワーク、職業訓練校、大学や専門学校などで、主に求職者の方を対象としたキャリアコンサルティングを行っていました。
転職回数が多い自分自身の経験もあり、「仕事に悩む気持ち」「将来が見えない不安」は、痛いほど分かります。だからこそ、一人ひとりの話に本気で向き合うこの仕事に、大きなやりがいを感じてきました。
開業当初は、行政書士を本業、キャリアコンサルタントを「副業」という位置づけでスタートしましたが、区役所で就労困難者の方を対象に、週3日キャリアカウンセリングを担当するようになりました。
これまでとは違う、生活や心の問題も抱えた方々との面談は、正直とても大変でした。しかし、この経験によって「支援できる人の幅」が大きく広がったと感じています。
しばらくは、求職者のキャリア支援が中心でしたが、途中から「働いている人=在職者」のキャリア支援の仕事が増えていきました。
きっかけの一つが、有期実習型訓練などの人材開発支援助成金です。
この制度を使うためには、ジョブカードを用いたキャリアコンサルティングの実施が必須条件となっています。しかし、当時はこの面談を担えるキャリアコンサルタントが圧倒的に不足していました。
そこで、私のもとに依頼が来るようになり、中小企業を一社一社訪問し、非正規雇用で働く方々に、ひたすらキャリアコンサルティングを行う日々が始まりました。
短期間で非常に多くの面談を経験し、「企業の中で働く人の悩み」のリアルを、肌で感じるようになりました。
さらに、キャリアコンサルタントが国家資格になる前、「セルフ・キャリアドック」を導入した企業に助成金が出る制度があり、1名からでも導入できたため、多くの中小企業で従業員のキャリア支援をスタートしました。
この頃から、「中小企業で働く人を、継続的に支えたい」という思いが、はっきりと自分の中に芽生えました。
この頃には、行政書士が副業で、キャリアコンサルタントが本業になり、キャリア支援の法人を設立しました。
現在は、中小企業のキャリアコンサルティングをメインに活動しています。
多いときには10社以上と関わっていましたが、6年前に手術・入院を経験し、体調を考えて半数ほどを他のキャリアコンサルタントに引き継ぎました。
それでも、現在の関係先、外部キャリアコンサルタントとして中小企業と関わってきた期間は、もう10年になります。
中小企業のキャリア支援には、独特の難しさがあります。
人手不足、経営者と従業員の距離の近さ、制度が整っていない現実…。
だからこそ、机上の理論ではなく、「現場でどう動くか」が何より大切になります。また、セルフ・キャリアドックも複数社で継続実施しており、定期的に従業員の方と面談をしています。
中小企業のキャリア支援には確実にニーズがあります。
しかし、実際に本気で取り組んでいるキャリアコンサルタントは、まだまだ多くありません。
研究会やセミナーも開催していますが、簡単には増えないのが現実です。
それでも私は、「中小企業のキャリア支援には未来がある」と、本気で思っています。
これまで15年以上、キャリアコンサルタントとして多くの現場を経験してきました。
キャリアコンサルタントの仕事は、「待つもの」ではなく、「自分でつくるもの」だと、私は考えています。
また、「人の人生」と「企業の未来」に同時に関われる、やりがいのある仕事だと、私は胸を張って言えます。
これからもどうぞ、これからよろしくお願いいたします。