子どもが英語を苦手でも、そんなに特別扱いしなくていい

子どもが英語を苦手でも、そんなに特別扱いしなくていい

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学び
お母さん係です。

教員や塾をしていた頃、いちばんよく聞いた言葉があります。

「うちの子、英語が苦手なんです」

そう聞くたびに、私は思っていました。
「そんなに英語を特別扱いしなくていいのに」って。

今日はその話です。

テニスが苦手でも、悩まないのに

テニスが苦手。水泳が苦手。
それで「どうしよう」と悩む人って、あまりいないですよね。やっていなかったら、できなくて当たり前ですから。

なのに英語だけは、苦手だと少し恥ずかしい。できないと、なんだか焦る。

でも英語も、テニスや水泳と同じです。
やっていなければ身につかないし、やる場所がなければ、やらなくていいもの。

それだけのことなんです。

英語は、ただの言葉

英語は、特別な才能がいる科目ではなく、ただの言葉です。
しかも世界の共通語になっているくらいなので、実は学びやすい言葉のひとつ。

反対に、日本語はとても難しい言葉です。
その日本語を毎日話せている時点で、英語を身につける力は、もう十分にあります。

特別扱いすると、「テストの英語」が英語のすべてになる

私は1歳からアメリカで育った帰国子女です。

帰国子女にとっての英語は、覚えたら使う、また覚えたら使う、の繰り返しでした。ゴールは「使えること」。

日本の学校の英語は、覚えて、読めて、書けることがゴールになりがちです。テストもそこを見ます。

英語を特別な科目として見ていると、テストの点がそのまま「英語ができる・できない」に見えてしまう。
でも、テストの英語は、英語のほんの一部です。点数が低くても、英語が全部だめなわけではありません。

使う場所ができたら、勝手に始まる

英語が苦手と言っていた子が、ふっと変わる瞬間がありました。

それは、海外で英語を楽しそうに使っている人を、実際に見たとき。
「英語って、勉強するものじゃなくて、本当に使うものなんだ」と感じると、子どもは自分から動き出します。

逆に言えば、使う場所がないうちは、苦手なままでも自然なこと。
テニスコートに行ったことがない子が、テニスを練習しないのと同じです。

塾を離れた今だから言えること

塾を離れて、何かを売る必要がなくなった今だから、正直に言えます。

英語は、できるようにならなくても、別にいい。

それよりも先に、目の前のことを大事にすること。
そして「こんなことができたらいいな」と思えることを見つけること。
その中に英語があったら、そのとき始めれば、ちゃんと間に合います。

おわりに

この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になってもらえたらうれしいです。
「英語のこと、そんなに気にしなくてよかったんだ」と思ってもらえたら。

英語は、人生のほんの一部です。受験も、長い人生の中の通過点。
その長い人生を、今歩いているのはお母さん自身でもあります。

お母さんの英語も、苦手なままで大丈夫。
肩の力を抜いて、楽しく過ごしてくださいね。

お母さん係


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