スポーツでケガをしやすい人の特徴
スポーツをしていてケガが多い人を見たことありませんか。
ここで言うケガとは、手術が必要な大きなケガというわけではありません。
ちょっとした痛みだったり、1週間〜1ヶ月程度痛みがなんとなく続くようなものだったり、そんな感じのものです。
スポーツをしていなくても日常生活で感じる人も少なくないでしょう。
なんとなく肩が痛い、ずっと腰が痛い、膝や足に違和感がある。
これらの症状が起きやすい人には概ね共通点があります。
それは体幹の筋力が弱いことです。
体幹が弱いとなぜケガをする?
私はペインクリニックで勤務していたときに、様々な患者様と関わってきました。
医師の先生の治療により痛みが取れることがほとんどですが、そういった治療で取れる痛みというのは骨などに原因はありません。
そのすべてが筋肉が原因の痛みでした。
ではどうして筋肉に痛みが出てしまうのか。
患者様の症状を院長と一緒に評価したり、帰られた後も検証を続けました。
そうしてデータを集めていくと、どの方も体幹の筋力低下が共通していることがわかりました。
『体幹』とは頭や四肢を除く体の部分を表し、特に胸下辺り〜腰辺りまでを示すことが多いです。
そして『体幹』は人間の動作の中心になる部分でもあります。
動作の中心、つまり土台の部分が弱くなってしまうと、上手にコントロールをすることができなくなったり、関節に負担をかけやすくなってしまいます。
たとえば、みなさんは氷の上を全力で走ることはできますか?
ツルツル滑って不安定な場所では、うまく力を発揮することができないため、走ることはとても難しいです。
それに比べて、どっしりと安定したコンクリートの上なら走ることもジャンプすることも簡単にできますね。
同じように、土台である『体幹』がふらふらしてしまうと、体のコントロールができなくなってしまいます。
そうすると、ケガにつながるというわけです。
スポーツの体幹
スポーツをしている方とも多くお会いしてきました。
ジュニア選手(特に水泳)、
テニスコーチ兼プレイヤーの方、
趣味でスポーツを続けている方。
そこでケガが多い、もしくは事故を除くケガをして来院をされている方は、やはり体幹の筋力低下が見られました。
私が現在のスイミングスクールへ入った当初は、とにかく体幹のトレーニングや機能性トレーニングをおこないました。
そして今もトレーニングの大きな方針は変えていません。
そのため、私の所属するチームでは、水泳が原因のケガはほぼ0です。
練習強度や気候の変化などで体に痛みを感じる選手もたまにいますが、長くても1週間程度で痛かったことすら忘れてしまっています。
それほどに『体幹』をきちんと使えるというのは重要なことです。
実際に、日本水泳連盟でも『体幹』の強化によってジュニア選手のケガが減少したというデータがあります。
最後に
体幹トレーニングはスポーツを楽しむ上では最重要な項目です。
中には、体幹トレーニングやってます!という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それでも体に痛みを感じる人がいます。
その理由は明確で、『体幹』を理解せずにトレーニングをおこなっているからです。
ちなみにこのような話をすると
「自分は痛いと思ったことないから合ってるな」
と言われることがまあまああるのですが、本当に?と掘るとあちこち症状が出てきて、結局体幹の筋力不足が発覚します。
この場合は、恥ずかしがらずにきちんとご自身と向き合うことをおすすめします。
もし『体幹』に自信がない人、もしくは『体幹』を理解できていないなと感じた人は、ぜひご相談ください。