苦しいのにやめられない。抜けられない。

苦しいのにやめられない。抜けられない。

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コラム
私は過去に、残業がやめられない時期がありました。

当時は、1日15〜17時間くらい職場にいました。

朝早くに家を出て、夜遅くに帰る。
そんな生活を1年くらい続けていました。

過労の末に、

「この世の中から消えたい」
「もう姿を消してしまいたい」

そんなことを考えるほど、心も身体も疲れていました。

その後、異動によって残業しにくい環境に変わり、
職場にいる時間は最大でも14時間くらいに減りました。

……いや、十分長いですね。(苦笑)

今振り返ると、かなり病的な働き方だったと思います。
いわゆる「ワーカーホリック」のような状態です。


では、何がそんなに病的だったのでしょうか。

当時の自分を振り返ると、こんな特徴がありました。

・自分の意思でコントロールできない
 →「今日は早く帰ろう」と思っても帰れない

・身体を壊しているのにやめられない
 →つらくても、休むことができない

・仕事が最優先になる
 →私生活や自分の身体など、大切なものが後回しになる

・周囲に止められてもやめられない
 →「そんなに働かなくてもいい」「仕事を辞めたら?」と言われても働き続ける


当時の私は、

「私はやるべきことをやっているだけ」

と思っていました。

だから、自分の何がおかしいのかにも気づけませんでした。


みなさんは、大丈夫でしょうか?

「やるべきだから、やっている」
「私は好きでやっているのよ」

そう思っていることでも、

本当はもう、
「やりたくない」
「つらい」
「休みたい」

と身体や心がサインを出していることがあります。


私は最近、

「好きなこと」と「依存」の違いのひとつは、
“やらないことも選べるかどうか”なのかもしれない、

と考えるようになりました。

好きだからやる。

でも、今日は疲れたからやらない。
今は自分を大切にしたいからやめておく。

そんなふうに、
「やる」も「やらない」も自分で選べる。

それが、健康的な「好き」なのかもしれません。


仕事だけではありません。

人のために頑張ること。
誰かに尽くすこと。
勉強すること。
運動すること。

一見「良いこと」に見えるものでも、
自分でやめられなくなってしまうことがあります。

「私は好きでやっている」

そう思ったときこそ、ときどき自分に聞いてみる。

「じゃあ、今日はやめても大丈夫?」

もし「やめられない」と感じるなら、
少しだけ自分の心と身体の声を聞いてみてもいいのかもしれません。
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