工芸・クラフト系サイトに多い課題3つ――「良いものを作っているのに問い合わせが来ない」原因を整理しました

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ビジネス・マーケティング
手仕事の作品には確かな価値がある。写真も丁寧に撮っている。それでも「サイトからの問い合わせが来ない」という声をよく聞きます。原因はたいていシンプルで、作り直すほどのことではないケースがほとんどです。この記事では、診断をとおして見えてきた共通パターンを3つ整理します。

課題① キャッチコピーが「作り手の言葉」になっている

こんなキャッチコピーを見たことはないでしょうか。
「糸と向き合う時間が、布になる」
「土の声を聞きながら、ひとつひとつ」
「自然の恵みを、手のぬくもりとともに」
どれも美しい言葉ですが、訪問者にとっては「この人が大切にしていること」は伝わっても、「自分にとって何が良いのか」が伝わりにくい構造になっています。

初めてサイトを訪れた人は、3秒以内に「自分に関係があるかどうか」を判断します。「あなたの暮らしに合う器を」「ギフトを探している方へ」のように、訪問者目線で書かれたコピーの方が、読み進めてもらいやすくなります。

課題② 価格情報がゼロ

手工芸品のサイトに多いのが「価格を一切書かない」というパターンです。理由はさまざまで、「価格が変動する」「安く見られたくない」「問い合わせてほしいから」など。

しかし訪問者の立場からすると、価格がわからないサイトは「高そう、怖い」という印象になりがちです。結果として、興味を持った人が問い合わせる前に離脱してしまいます。

改善例:
「ストール 18,000円〜 / テーブルランナー 8,000円〜 / 受注制作はご相談」
完璧な価格表でなくていい。「目安」を1行書くだけで、心理ハードルは大きく下がります。


課題③ 問い合わせページに「気軽さ」がない

多くのサイトの問い合わせページは「お問い合わせはフォームよりどうぞ」の1行だけです。

これでは訪問者に残る疑問が多すぎます。「返信は来るの?」「まだ決まっていないのに相談してもいいの?」「こんな小さな質問でもいい?」。不明点が多いと、「また今度にしよう」になってしまいます。

改善例:
「どんな小さなことでもお気軽にどうぞ。『この色で作れますか?』『プレゼントに合いますか?』そんな相談から歓迎です。2〜3営業日以内にご返信します。」
この文章を追加するだけで、問い合わせのハードルは大きく変わります。


まとめ:サイトを「作り直す」前にやること


・キャッチコピーを「訪問者目線」に書き換える
・価格の目安を1行でいいので載せる
・問い合わせページに「気軽さ」と「返信速度」を追加する

この3つはいずれも「テキストを書き換えるだけ」で実現できます。制作会社への依頼もコーディングも不要です。


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