重複を見つけるだけなら「条件付き書式」、消すだけなら「重複の削除」ボタンで済みます。ただし、いきなり消すと元に戻せなくなることがあるので、先に色や印を付けて、何が重複かを確かめてから消すのがおすすめです。
■ 重複に色を付ける(条件付き書式)
1. 調べたい列(例:A列の名前)を選びます
2. ホームタブ→条件付き書式→セルの強調表示ルール→重複する値
3. 色を選んでOKを押します
同じ値が2回以上あるセルがすべて色付きになります。
■ 2回目以降だけに印を付ける(COUNTIF)
最初の1件は残して、2件目以降だけを重複と見なしたい時は、空いている列(例:B列)に次の式を入れます。A2から始まる表の場合、B2に入れて下へコピーします。
=IF(COUNTIF($A$2:A2,A2)>1,"重複","")
コピーすると、同じ値が2回目に出てきた行から「重複」と出ます。1回目の行は空欄のままです。
■ 重複が何件あるかを出す
=COUNTIF(A:A,A2)
2以上なら、その値は2回以上入っています。
■ 重複した行を消す
1. 表の中のセルを1つ選びます
2. データタブ→重複の削除
3. 重複を調べたい列にチェックを入れてOK
上から順に見て、最初の1行だけが残ります。
■ 消す前の注意
・「重複の削除」は元に戻せない場合があります。先にファイルを別名で保存してください
・名前だけで調べると、同姓同名の別の人も消えてしまいます。電話番号やメールアドレスなど、複数の列にチェックを入れて「全部が同じ行」だけを重複にします
・「株式会社〇〇」と「(株)〇〇」、全角と半角、前後の空白は別の値として扱われます。先にそろえてから調べます
・日付や数字が文字として入っていると、見た目が同じでも一致しないことがあります
■ うまくいかない時
・色が付かない:表示形式が違う(文字と数字が混ざる)可能性があります。列全体を同じ形式にそろえます
・消したのに残っている:空白や全半角の違いが原因です。TRIM関数で空白を除いてから調べます
=TRIM(A2)
■ 向かない場合
顧客リストが数千行あり、表記ゆれが多い時は、手作業で直すより、先に表記をそろえる作業が必要になります。
■ 注意
・操作名は Windows・Microsoft 365 のExcelの表記です。Macや古い版では少し違うことがあります
・式は例です。自分の表のセル位置に置き換えて使ってください。
重複や表記ゆれで表が合わずに困っている方は、Excel調整サービスでご相談を承ります。