結婚前、「価値観が合うか」より確認しておきたいこと

結婚前、「価値観が合うか」より確認しておきたいこと

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結婚を考え始めると、

「価値観が合う人の方がいい」
「結婚前に価値観を確認しておいた方がいい」

という話をよく聞きます。

もちろん、価値観を知っておくことは大切です。

でも私は、結婚前に確認したいのは、

「価値観が同じか」だけではなく、違ったときに二人で話せるか

だと思っています。

たとえば、お金。

一人は「今を楽しむためにもお金を使いたい」。
もう一人は「できるだけ貯金しておきたい」。

この二人は、お金に対する価値観が違います。

でも、

「毎月ここまでは貯金しよう」
「残った分はそれぞれ自由に使おう」

と二人が納得できる方法を話し合えるなら、価値観が違うこと自体がすぐ問題になるとは限りません。

反対に、

「お金の話をすると機嫌が悪くなる」
「面倒だから結婚してから考えようと言われる」

という状態なら、価値観が違うこと以上に、大切なことを二人で話し合えるのかを確認した方がいいかもしれません。

これは、お金だけではありません。

子ども、仕事、家事、住む場所、親との付き合い方、一人の時間。

結婚後の生活には、二人で決めなければならないことがたくさんあります。

そして、すべての考えが最初から一致しているカップルは、むしろ少ないと思います。

だから結婚前に、

「私たちは価値観が合っているかな?」

だけではなく、

「意見が違ったとき、この人と話し合えるかな?」

も考えてみてほしいです。

では、結婚前に何を話せばいい?

ここで難しいのが、

「じゃあ具体的に何を確認すればいいの?」

ということです。

ネットで調べると、

・お金
・仕事
・子ども
・家事
・住まい
・親や家族
・将来設計

など、たくさんの「結婚前に話すことリスト」が出てきます。

でも、全部を上から順番に確認すればいいとは思っていません。

たとえば、すでに同棲していて家事分担が自然にできている二人と、まだ一緒に暮らしたことがない二人では、確認したいことが違います。

住宅購入を考えている二人なら、お金や働き方について具体的に話す優先度は高くなるでしょう。

子どもについて「欲しいね」と話していても、

「いつ頃?」
「どちらかが仕事を休む?」
「仕事との両立はどう考える?」

まで話すと、まだ共有できていなかった考えが見えてくることもあります。

大切なのは、一般的なチェックリストを全部埋めることではなく、

「今の二人には、何を話しておく必要があるんだろう?」

と考えることだと思っています。

まず一つだけ聞いてみるなら

もし今、

「結婚の話はしているけれど、何を話せばいいのか分からない」

という状態なら、こんな質問から始めてみてもいいと思います。

「結婚したら、どんな生活ができたら幸せだと思う?」

いきなり、

「貯金いくらある?」
「子ども何人欲しい?」
「家事はどう分担する?」

と確認事項を並べるよりも、その人が思い描いている結婚生活を聞いてみる。

そこから、

「じゃあ仕事はどうしたい?」
「どこに住みたい?」
「お金はどう使いたい?」

と具体的な話につなげることもできます。

結婚前の話し合いは、相手の回答を採点するためのものではありません。

お互いがどんな生活を望んでいるのかを知って、違うところがあれば二人でどうするか考えるためのもの。

私はそう考えています。

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