整体院の開業資金と売上の見積もり方:1日何人来院すれば続けられる?

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ビジネス・マーケティング
整体院やリラクゼーションサロンを開業するとき、「1日に何人来てもらえれば、生活して借入も返していけるのか」は、最初に押さえておきたい数字です。
日本政策金融公庫の創業計画書でも、この数字の根拠を説明できると面談がスムーズになります。
架空の小さな整体院(自費施術)を例に、組み立て方をまとめます。

■ 1. 売上は「施術者×施術数×単価×日数」

 施術者の人数 × 1人1日の施術数 × 施術単価 × 営業日数

例:院長1人、1日8人まで、施術単価5,500円、月24日営業の場合
・予約が埋まった時の施術売上:1人 × 8人 × 5,500円 × 24日 = 105.6万円
・物販(サポーター・枕など):来院数の5%が購入、平均4,000円 → 約3.8万円

回数券を売る場合は、1回あたりの金額に割って単価に入れると、計算がぶれません。

■ 2. 保険の施術と自費の施術は分けて考える

接骨院で保険の施術(療養費)を扱う場合、そのお金が入ってくるのは数か月後になるのが一般的です。
売上の見積もりは自費の施術を中心にし、保険の分は入金の遅れを考えて運転資金を多めに用意しておくと安心です。

■ 3. 開業直後の来院数は控えめに

口コミや紹介で少しずつ増えるのが普通なので、創業当初は予約が埋まった状態の3〜4割、1年後で8割程度に置くと現実的です。
前の職場での指名のお客様の数は、何よりの根拠になります。

■ 4. 経費で忘れやすいもの

・広告費(地図アプリの有料プランやチラシなど)
・タオル・シーツのクリーニング代
・受付を頼むならパートの人件費
・カード・電子決済の手数料

■ 5. 「黒字になる来院数」を出しておく

毎月かかる固定の経費を、来院1人あたりの売上(施術+物販)で割り、さらに営業日数で割ると、「1日に何人来れば黒字か」がわかります。
院長ご本人の生活費と借入の返済まで含めた人数も、あわせて出しておきましょう。

■ 6. 根拠の文章の例

「施術者 1人×1日8人×単価5,500円×営業24日。物販は来院数の5.0%×4,000円。創業当初は35%、軌道に乗った後は80%で計算」

この計算を、数字を入れるだけでできるExcelを作りました。創業計画書の欄に写せる数字と根拠の文章、1日に必要な来院数まで自動で出ます。

※この記事は計算の考え方の説明です。融資の審査結果を保証するものではありません。例の数字はすべて架空です。

▼ 整体院版のExcel(5,500円・税込)

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