ネイルサロン・エステサロン開業の収支の立て方:1人サロンでも創業計画書は書ける

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ビジネス・マーケティング
ネイルサロンやエステサロンは、1人で始められる一方、「1日に施術できる人数」に上限があるお仕事です。
日本政策金融公庫の創業計画書では、その上限をふまえた売上の見積もりを説明できるかがポイントになります。
架空の1人サロンを例にまとめます。

■ 1. 売上は「1日の客数の上限」から作る

 施術者の人数 × 1人1日の客数 × 客単価 × 営業日数

例:オーナー1人、1日4人まで、客単価7,000円、月24日営業の場合
・予約が埋まった時の施術売上:1人 × 4人 × 7,000円 × 24日 = 67.2万円
・物販(ケア用品など):客数の10%が購入、平均3,000円 → 約2.9万円

1人あたりの施術時間が長いほど、1日の客数は少なくなります。営業時間と施術時間から、無理のない人数を置きましょう。

■ 2. 開業直後は3〜4割から

完全予約制のサロンは、口コミと再来で少しずつ埋まっていきます。
創業当初は予約が埋まった状態の35%前後、1年後で8割強、のように置くと現実的です。
前のお店での指名客数や、移転後も来たいと言ってくれたお客様の数があれば、それが根拠になります。

■ 3. 1人サロンの経費の特徴

・人件費は0円(オーナー本人の分は人件費に入れません)
・家賃は小さめでも、予約・集客サイトの掲載料が毎月かかることが多い
・材料費(ジェル・化粧品など)は売上の1割前後
・カード・電子決済の割合が高めなので、手数料も忘れずに

■ 4. 生活費まで払えるかを確かめる

人件費がかからない分、利益は出やすく見えます。
ただ、その利益の中からオーナーご本人の生活費と借入の返済を払う必要があります。「1日に何人来れば生活できるか」を先に出しておくと安心です。

■ 5. 根拠の文章の例

「施術者 1人×1日4人×客単価7,000円×営業24日。物販は客数の10.0%×3,000円。創業当初は35%、軌道に乗った後は85%で計算」

この計算を、数字を入れるだけでできるExcelを作りました。創業計画書の欄に写せる数字と根拠の文章、1日に必要な客数まで自動で出ます。

※この記事は計算の考え方の説明です。融資の審査結果を保証するものではありません。例の数字はすべて架空です。

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