ゆっくり動く三つの星が示すもの

ゆっくり動く三つの星が示すもの

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占い
出生図に並ぶ十の星のうち、土星までの星は、わたしたちの暮らしに近いところを受け持ちます。その外側に、さらに三つの星があります。天王星、海王星、冥王星。今日はこの、ゆっくり動く三つの星のお話をします。
■ 一周するのに、人の一生ほどかかります
月は一か月足らずで空を一周し、太陽は一年かけて巡ります。土星はおよそ二十九年。ここまでは、生きているあいだに何度か巡ってくる速さです。
けれども天王星は八十四年ほど、海王星は百六十年あまり、冥王星は二百数十年をかけて空を一周します。生まれたときの位置に戻ってくることは、まずありません。
速さがこれだけ違うと、読み方も変わってきます。この三つは、その方ひとりの持ち味というより、同じ頃に生まれた人たちが分け合っている空気を映すものとして見ます。
■ ひとつの星座に、何年もとどまります
歩みが遅いということは、ひとつの星座に長くとどまるということです。天王星なら七年ほど、海王星なら十三年ほど、冥王星はさらに長く居すわります。
ですから、近い年に生まれた方々は、この三つについては同じ星座を持っていることになります。世代ごとの気質が語られるとき、その背景にはこうした配置があると考えられています。
■ 三つが受け持つもの
天王星は、枠を外すはたらきを受け持つとされます。それまでの形が当たり前でなくなるとき、この星が関わっていると読みます。
海王星は、境目をやわらげるはたらき。思い描くこと、目に見えないものへの感覚などが預けられています。
冥王星は、根もとから作り替えるはたらき。小さな手直しではなく、土台そのものが入れ替わるような動きに関わります。
■ ひとりの図のなかでは、どう見るのか
世代で重なるとはいえ、出生図のどの部屋に入るか、どの星と角度を結ぶかは、その方ごとに違います。そこに一人ひとりの違いが表れます。
たとえば天王星がご自身の太陽と近い角度を結んでいる方は、人と同じやり方では落ち着きにくい傾向があるとされます。海王星が月のそばにあれば、場の気配を細やかに受け取りやすい、という読みになります。
この三つは、ご自身の星とどう結びついているかで見る。そう考えていただくとよいかと思います。
■ 長い時間をかけて通り過ぎます
いまの空でこの三つが出生図のどこかに差しかかると、関わる期間が何年にもなります。短い出来事としてではなく、ゆるやかな流れとして現れることが多いようです。
通っているあいだは、自分が変わっていることに気づきにくいものです。あとから振り返って、あの頃からだったと分かる。そういう性質の星だと感じています。
■ おわりに
遠くをゆっくり進む三つの星は、その方ひとりの話であると同時に、同じ時代を生きる人たちの話でもあります。出生図を見るとき、こうした層があることを思い出していただけたらと思います。
ご自身の星の配置が気になる方は、下のメニューからお読みします。

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