がんばっているのに、認められていない。そう感じる時期は、誰にでも訪れるものかと思います。今日は、そういうときに占星術ではどこを見るのかを、読み方の説明としてお話しします。
■ 努力が足りないのか、とは考えません
はじめにお伝えしたいのは、認められていないという感覚を、努力の量で測る読み方はしないということです。星で見るのは、ご自身が何をもって認められたいと感じる人なのか、そしてその望みが、いまいる場所の褒め方と噛み合っているかどうかです。足りているか足りていないかではなく、向きが合っているかという話として扱います。
■ 円のいちばん高いところを見ます
出生図を円に描いたとき、頭の真上にあたる方角が、社会に向けて立つ場所になります。外からどう見えるか、どんな役回りで覚えられるかが、このあたりに預けられています。
ここに控えめな星が置かれている方は、派手な形での評価が集まりにくい代わり、時間をかけて信頼が積まれていく傾向があります。すぐに声がかからないことを、力の不足として読まないほうがよいと思います。
一方、この方角に勢いのある星をお持ちの方は、見られること自体が力になります。その方が静かな場所に長くいると、認められないというより、見つけてもらう機会がないという形になりやすいです。
■ 太陽は、何をもって認められたいかを示します
次に見るのが太陽です。太陽は、その方がどこで自分らしくいられるかを受け持ちます。
作ったものの出来で認められたい方、任された役目を果たしたことで認められたい方、場をまとめたことで認められたい方がいます。太陽が望む形と、いまいる場所が褒める形が違っていると、評価そのものはあっても、届いていない感じが残ります。認められていないという感覚が消えにくいのは、ここから来ている場合が少なくありません。
■ 月は、どう言われたいかに関わります
月は、安心できる状態を受け持ちます。
大勢の前で称えられると落ち着く配置もあれば、二人きりで一言もらえれば足りる配置もあります。後者の方が人前で褒められても、嬉しさが薄いことがあります。逆に、黙って任されるだけでは足りない配置もあります。自分の月がどちらなのかを知っておくと、求める先を選びやすくなります。
■ 動きやすい時期について
いまの空の星が、社会に向けて立つ方角や、ご自身の太陽に差しかかる頃は、役割や肩書きが動きやすい時期とされています。重みのある星が通る頃には、認められるまでに時間がかかる代わり、残る形になりやすい傾向があります。
ただ、時期が来ていなくても伝えることはできますし、時期だからといって急いで動かなくてもかまいません。星は追い風の向きを示すもので、進む道を決めるものではないと考えています。
■ おわりに
星の配置は傾向であって、その方の歩みを定めるものではありません。ただ、自分が何をもって認められたい人なのかが分かると、どこで力を出すかを選びやすくなります。
ご自身の出生図で、仕事の傾向と動きやすい時期を読んでみたい方は、下のメニューからどうぞ。