太陽星座と月星座は、どう違うのか

太陽星座と月星座は、どう違うのか

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占い
「星座占いを読んでも、あまり自分に当てはまらない気がします」
そうおっしゃる方に、これまで何度もお会いしてきました。今日はその理由にあたる話を、ひとつだけ丁寧にお話ししてみます。太陽星座と、月星座の違いについてです。
■ 「あなたは何座ですか」の星座
雑誌やテレビで「何座」と呼ばれているのは、太陽星座のことです。生まれた日に、空のどのあたりに太陽があったかで決まります。太陽は一年をかけて空をひとまわりしますから、およそひと月ごとに星座が移っていきます。生年月日さえわかれば決まりますし、同じ誕生日の方は全員が同じ星座になります。
太陽が表すのは、いわば昼の顔です。人に見せている姿、こうありたいと願う方向、意識して選び取っている生き方。「自分らしくあろう」とするときに立ち上がってくる側です。
■ もうひとつの星座
いっぽう月は、二日半ほどで次の星座へ移っていきます。同じ日に生まれた方でも、明け方と夜とでは月の星座が違っていることがあるほどです。ですから月星座は誕生日だけでは決まらず、生まれた時刻——せめて、おおよその時間帯——が必要になります。
月が表すのは、考えるより先に出てくるほうの自分です。うれしいときに真っ先に何をするか。心細いときに何を求めるか。誰にも見せていない部屋で、静かに働いている性質です。
■ ふたつが違う方を向いているとき
たとえば、太陽が乙女座で、月が射手座という方。お仕事では細かなところまで確認し、抜けのないよう整えていく。周りからは、慎重で几帳面な人だと見られています。ところがご本人は、休みの日になると計画を立てずに遠くへ出かけたくなる。予定をきっちり詰められると、窓屈に感じてしまう。「自分は真面目なのか、いい加減なのか、よくわからないんです」と、そうおっしゃいます。
これは矛盾ではありません。ふたつの星座が、それぞれ別の場面で働いているだけだと読みます。太陽星座の説明を読んで「当てはまらない」と感じるとき、その方はたいてい、月のほうが強く出る場面を生きています。
■ どちらが本当の自分なのか
どちらも本当です、とお答えしています。
太陽は、向かっていく方向。月は、帰っていく場所。そう言い換えると、少し腐に落ちやすいかもしれません。向かうばかりで帰る場所を忘れていると、順調に進んでいるはずなのに、どこか満たされない感じが残ることがあります。反対に、帰る場所だけを守っていると、今度は行きたかった方角のほうが見えなくなっていきます。
太陽星座の説明に頷けなかった方ほど、月のほうを知ったときに得るものが大きいように感じています。
■ おわりに
月星座は、生年月日と生まれた時刻がわかれば調べられます。正確な時刻がわからなくても、その日の月の動き方から、ある程度あたりをつけて読むことはできます。
星の配置は、その人の傾向を映す地図のようなもので、何かを決めてしまうものではありません。ふたつの星座を並べて眺めることが、ご自身をすこし許すきっかけになれば、と思っています。
生まれた時の空をもとにした個人鑑定では、このふたつがどう組み合わさっているかも、合わせてお読みしています。
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