終わらせる昼、はじまる夜 月が星座を移ります

終わらせる昼、はじまる夜 月が星座を移ります

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今日は、月が夕方に星座をまたぐ一日です。昼のあいだは魚座に、夜からは牡羊座に。ひとつの日のなかで、空気の質がはっきり入れ替わります。
夕方までの月は魚座にいます。魚座は、ものごとの輪郭がやわらかくほどけていく星座です。きっぱりと線を引くより、まわりの気配を感じ取りながら進むほうが似合います。しかも今日の月は、魚座のいちばん終わりのあたり。十二の星座をひとめぐりしてきた、最後の場所です。続いてきたことに、そっと区切りをつけるのに向いた時間が、夕方まで流れています。
月が牡羊座へ移るのは、十九時二十分ごろ。ここから空気が変わります。牡羊座は十二の星座のいちばん最初で、考えるより先に一歩が出ているような、はじまりの勢いを持っています。夜になって急に何かを始めたくなったら、それはこの移り変わりのせいかもしれません。もっとも、思い立ったその場で走り出すより、明日の朝いちばんに回すほうが、うまく運ぶことも多いものです。
月相は満月のころです。空の月はほとんど丸く、満ちきる少し手前にあります。満ちていく月は、積み重ねてきたものが形になって見えてくる頃合い。新しく手を広げるより、いま手元にあるものを仕上げるほうへ流れが向いています。
今日はたらいている星同士の角度から、二つ選んでみます。
ひとつは、太陽と海王星が空の両端で向かい合っていること。今日はそのずれがほとんどなく、この一年でも際立って正確に向かい合います。太陽は「はっきりさせたいこと」を、海王星は「まだ言葉にならないもの」を受け持ちます。理屈で押し切ろうとすると手からこぼれ、かわりに、うまく説明できない感覚のほうが的を射ている。そんな傾向のある空です。
もうひとつは、月と火星がおだやかな角度で結ばれていること。火星は、やると決めたことに力を注ぐ星です。月とここが噛み合う日は、気持ちと行動のあいだの段差が小さくなります。やりたいと思ったことに、そのまま手がついていく。そんな運びやすさが、夕方以降ほど出てきやすいでしょう。
今日の提案です。夕方までは、終わらせるほうへ。夜からは、思いついたことを書きとめるほうへ。同じ一日でも、前半と後半で向いていることが違います。夜に浮かんだ思いつきは、その場で決めてしまわずに、言葉にして残しておいてください。明日の朝、ちょうどよい形で続きが見つかるかもしれません。
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