Excelファイル、増えすぎていませんか?
「最新版.xlsx」
「最新版_修正.xlsx」
「今月分.xlsx」
気づけば似たようなExcelファイルが増えて、必要なデータを探すところから仕事が始まっている。
そんなことはないでしょうか。
ファイルが増えてくると、
「どれが本当の最新版?」
「先月のデータはどこ?」
「この数字、どのファイルから持ってきた?」
と、データを使う前の作業に時間がかかるようになります。
私は製造業の生産技術業務に25年間携わる中で、Excelを使った集計やデータ整理、業務改善を行ってきました。
その経験から感じるのは、いきなりAccessやVBAを使うことが改善ではないということです。
まずは今の仕事を整理する。
今回は、Excelファイルが増えてきたときに最初に見直したい3つのポイントを紹介します。
1.同じ種類のExcelファイルがいくつあるか確認する
最初に、
「どんなExcelファイルが、どれくらいあるのか」
を確認してみます。
例えば、
・月ごとに同じ形式のファイルを作っている
・部署や担当者ごとに似たファイルがある
・「最新版」「修正版」が複数存在する
・同じデータを別のExcelにも保存している
こんな状態になっていないでしょうか。
ここでは、まだ改善方法を決める必要はありません。
まず現状を見えるようにすること。
それだけでも、「ここは整理できそうだな」というポイントが見えてきます。
2.毎回やっている作業を確認する
次に見たいのが、Excelファイルそのものではなく、普段やっている作業です。
例えば、
・ファイルを開く
・必要な部分をコピーする
・別のファイルに貼り付ける
・データをまとめる
・集計表を作る
こうした作業を毎日・毎週・毎月繰り返していないでしょうか。
もし、
「これ、毎回同じことをやっているな」
という作業があれば、そこは改善できる可能性があります。
Excelの関数や機能だけでラクになる場合もありますし、作業によってはVBAなどで自動化できることもあります。
大切なのは、最初から難しい仕組みを作ることではありません。
まず「毎回やっている作業」を見つけることです。
3.Excelだけで改善するか、Accessなども使うか考える
Excelファイルが増えてきたからといって、すぐAccessへ変える必要はありません。
Excelのままでも、
・ファイルの整理
・入力ルールの統一
・関数やテーブル機能の活用
・集計方法の見直し
・VBAによる繰り返し作業の自動化
などで改善できる仕事はたくさんあります。
一方で、
データ量が増えてきた
同じ種類のファイルが増え続けている
過去データを探すことが多い
複数のデータを毎回集めている
という状態なら、Accessなどを使ってデータをまとめて管理する方法も選択肢になります。
私自身も実務の中で、大量のTEXTデータをExcelで整理し、Accessで管理したうえで、Excelで集計・見える化する仕組みを作った経験があります。
ExcelかAccessか。
どちらか一つを選ばなければならないわけではありません。
仕事に合わせて、それぞれの得意なところを使えばいい。
私はそう考えています。
まとめ
Excelファイルが増えすぎたときに大切なのは、いきなり新しいツールへ変更することではありません。
まず、
① ファイルの現状を確認する
② 毎回やっている作業を見つける
③ Excelのまま改善するか、別の方法も使うか考える
この順番で整理してみる。
改善するためにExcelやAccessを使うのであって、ExcelやAccessを使うこと自体が目的ではありません。
今の仕事のどこに手間がかかっているのか。
そこから考えることで、改善方法は見つけやすくなります。
「何から整理すればいいか分からない」という方へ
Excelファイルが増えて困っているけれど、
「どこから手をつければいいか分からない」
「Excelのままでいいのか知りたい」
「Accessを使った方がいいのか相談したい」
という場合は、ココナラでご相談を受け付けています。
バラバラになったExcelデータや現在の作業を一緒に整理して、今の仕事に合った改善方法を考えます。