AIで仕事は増えるのか? ザッカーバーグのエッセイを読んで、考えた医療の未来

AIで仕事は増えるのか? ザッカーバーグのエッセイを読んで、考えた医療の未来

記事
コラム
「AIに仕事を奪われる」

このテーマ、2026年以降、いよいよ現実味を帯びてきました。


そんな中、
Meta の CEO マーク・ザッカーバーグが
 2026年8月に発表したエッセイ
「The Future is for Everyone(未来はすべての人のために)」
を読みました。

他の AI 企業のトップが「仕事が消える」と警告する中、
彼は真逆のことを書いています。


「AIでなくなる仕事はある。
でも、新しい仕事がそれ以上に生まれる」


20年前に YouTuber や スマホアプリ開発者という職業がなかったように、
AI の時代にも、
いま想像もつかない職業が生まれるということです。



看護師にとっての意味


急性期病棟で20年間働く身として、
このエッセイを読み、
「医療はこれからどう変わるのか」を考えてみました。


ザッカーバーグが予想する
「パーソナル・バイオロジスト(個人に合わせた健康管理者)」は、
実は看護師が昔からやってきたことに非常に近いです。

その理由は、データが増えるほど、
『この人の生活ではどう実践するか』
を一緒に考える人が必要になるからです。

つまり、AI が裏方を担う時代こそ、
看護師の価値は上がるのです。



これからの医療は、こう変わる

1. 記録や事務はどんどん AI が引き継ぐ

会話から自動で記録を作る、
申し送りを要約する、
サマリーを書く、
問診を先に済ませておく。

こうした仕組みはすでに一部の病院で始まっています。


日勤後や夜勤明けの記録残業から解放されれば、
その時間を患者さんと向き合うのに使えます。



2. 「病院で治す」から「家や地域で支える」へ

・スマートウォッチ
・ホルター心電図の自動解析
・オンライン診療
こうしたテクノロジーはもう存在しています。

これからの看護師の役割は、
退院後の生活の中でテクノロジーをどう活用するか、
患者さんが困らないようにサポートすることになります。

つまり、退院指導の質と重みが、
いま以上に高くなるのです。



3. パーソナライズされた医療が標準に

遺伝子や生活習慣データをもとに、
その人に合った予防や治療が提供される時代。

でも、データだけではなく、
「この人の経済状況は?仕事の忙しさは?文化的背景は?」
を見て、初めて「現実的な処方」になります。

ここは、AI にはまだまだ難しい。
看護師はずっとそこをやってきました。



4. 人手不足はしばらく続く

AIが入ってきても、
体位変換も急変対応も看取りも、
全て「人」の仕事です。

変わるのは「必要とされる人の質」です。
判断できる人、教えられる人、患者さんの生活を見られる人。

こうした人材の価値は確実に上がります。



変わる「仕事の中身」、変わらない「看護の本質」


変わるのは仕事の中身で、看護師が要らなくなるわけではありません。

「記録や情報整理は AI、

観察・判断・関わりは人」

——という分担になっていくはずです。


その中で強くなるのは、
急変に気づける人、
後輩を育てられる人、
患者さんの生活まで見られる人。

つまり、今の現場で積み上げてきた経験がそのまま武器になる時代なのです。



最後に


医療は、確実に変わっていきます。

スマートウォッチもアプリも、ホルター心電図の解析方法も、もう存在しているテクノロジーです。

その変化の中で、看護師に求められるのは、
「データを正確に入力する」から
「データが示す患者さんの生活を読み取る」へのシフト。

それは、看護学生の頃から耳にタコができるほど聞いてきた、
〝患者の個別性〟そのものです。

だからこそ、
変わることと変わらないことを見分けることが、
今、大事なのです。

自分たちの病院の状況に応じて、
もっと詳しく考えたい。

チームでこれからの準備について相談したい。

そんなときは、
ココナラの AI医療チャット相談サービス をご利用ください。

一緒に、
「自分たちに何ができるのか」
を言葉にしていきましょう♪




最後までお読み頂き、ありがとうございました🙇


フェザー|看護師×ワークライフハーモニー 急性期病棟での勤務経験20年。
教育係・急変対応を通じて、看護職のキャリア形成と業務改善について考え続けています。

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