ワークライフハーモニーとは?ー私がこの言葉を使い続けている理由ー

ワークライフハーモニーとは?ー私がこの言葉を使い続けている理由ー

記事
コラム
現役急性期看護師20年目のフェザーです。 

ココナラでは、看護師の「働き方の悩み」の相談と、病棟研修資料の作成をしています。

プロフィールに「ワークライフハーモニー」と書いていますが、
「バランスの言い間違いですか?」
と聞かれそうなので、今日の記事はこの言葉の話をします。



ワークライフハーモニーとは


「ワークライフハーモニー」は、
Amazonの創業者ジェフ・ベゾス氏が使い始めた言葉です。

彼は「ワークライフバランス」という言い方を好みません。
バランスという言葉には、仕事と私生活がトレードオフの関係にある、つまり片方を取れば片方を失う、という前提が含まれているからです。 

そうではなく、仕事と私生活は互いに良い影響を与え合う「調和(ハーモニー)」の関係であるべきだ―というのが彼の考え方です。

私がこの言葉を気に入って使っているのは、
単に響きがいいからではありません。 
「バランス」という言葉に、
看護師として長いあいだ苦しめられてきたからです。



「バランス」という言葉の落とし穴


バランスは天秤です。 
片方が上がれば、片方が下がる。 
仕事を頑張った日は「私生活を犠牲にした日」で、休みを楽しんだ日は「仕事から逃げた日」。
 どちらに傾いても、なぜか負けた気分になります。

「今日は仕事を諦めた」
「今日は自分を諦めた」
を毎日繰り返していたら、それは消耗します。

 問題は働き方ではなく、
仕事と私生活を「奪い合うもの」だと思い込んでいた、
その前提のほうでした。



4年目で、一度逃げました


看護師4年目の頃。 
消灯後のナースステーションに一人残り、インシデントを書きながら、「私の人生、このままでいいのかな」と思っていました。

リーダー業務、新人教育、委員会。
インシデントへの不安はいつも消えず、責任だけが増えていく毎日…

 「自分が頑張ればこの場は回る」
「弱音を吐くのはプロとして無責任」
――今思えばただの呪いのように自分が考えていただけなのですが、当時は本気でそう信じていました。

結果、もういいかな?と思って、
燃え尽きるようにその病院を一度離れました。
根性で乗り切れると思っていた自分が、
根性で乗り切れなかった。
それが最初の学びです。



転機は、先輩たちの背中

再就職した先も急性期病院だったのですが、
価値観をひっくり返す先輩たちに出会いました。

救命対応をバリバリこなしながら、
休みは全力で遊ぶ人たち。

子育て中の人、JICAで海外に行ってきた人、連休に弾丸で海外へ飛ぶ人。
全員に共通していたのは「自分を大切にしている」ことでした。

その先輩たちを追いかけているうちに、気づいたことがあります。

 プライベートが満たされると、勝手に仕事の意欲が湧いてくる。 
仕事で手応えがあると、私生活も豊かになる。

天秤ではなく、循環。 

ベゾス氏の言葉を知ったとき、
「あの先輩たちがやっていたのは、これだったのか」
と腑に落ちました。

 私にとってのワークライフハーモニーは、
経営者の理論というより、
看護の現場で実際に見た「長く働き続けている人たちの姿」そのものです。



ハーモニーは気合いではなく「仕組み」でつくる


ここまで読んで「いい話ですね」で終わると、
私が過去にやった失敗と同じになるので、
もう少し具体的に書きます。


ハーモニーを気持ちの持ち方だけで実現しようとすると、
忙しくなった瞬間に崩れます。

 私がやってきたのは、精神論ではなく仕組みづくりでした。


① 一人で抱えるのをやめる(チーム) 
「自分がやったほうが早い」は、翌日の自分の首を絞めます。 申し送りの形を変え、仕事を分けられる形にする。楽をできるところはシェアして、みんなで楽をする。

② 後輩に「任せられる」ように育てる(教育) 
怒らず、責めず、でも人が育つような教育を実践しています。 新人が一年後に自分で考えて動けるようになると、先輩の負担は自然に減ります。育てることは、自分を楽にすることでもあります

③ 残業は頑張りではなく仕組みで減らす(業務改善)
バラバラだった病棟が定時で帰れるチームになるまで、やったことは根性論ではなく、業務の組み替えでした。

この3つを回すと、
「自分を削らないと現場が回らない」という前提そのものが崩れていきます。



ココナラでやっていること


私がこの20年で作ってきたのは、
結局のところ「看護師が長く働き続けられる仕組み」です。 
それを、病棟の外にも届けたくてココナラを始めました。

*看護師の「働き方の悩み」相談
教育・コーチング、仕事を続けられる考え方、業務改善、チームづくり。 現場目線で一緒に整理します。
ただし「辞めるべきか」「転職すべきか」といった人生の大きな判断は、私が決めることではありません。
整理は手伝いますが、決めるのはあなたです。
その距離感は大事にしています。


*急変シミュレーション研修資料の作成
急変が少ない病棟こそ、急変予防が必要です。 
病棟で実際に作って回してきた研修資料(企画書・シナリオ・ラダー別対応表など)を、貴院に合わせて作成します。 
研修資料をゼロから作る時間、正直もったいないと思いませんか?
楽をできるところはシェアして楽をする。これもハーモニーの一部です。



「頑張っているのに、なぜかしんどい」 そう感じているなら、その荷物は一度下ろしていいと思います。

仕事も私生活も諦めない、軽やかな働き方を一緒に🪽

フェザー🪽

最後の〆 png.png


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す