「あなたがいないと回らない」を卒業|係を外れて数年、KYTカンファレンスが続いている理由

「あなたがいないと回らない」を卒業|係を外れて数年、KYTカンファレンスが続いている理由

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コラム

こんにちは、フェザーです。
急性期病棟で看護師をして20年、教育係・急変係・医療安全係などを経験してきました。

先日、久しぶりに病棟のKYTカンファレンスに参加しました。
私が係を外れて、もう数年になります。

それでも水曜日の13時30分になると、
みんなが自然と集まり、
2チームに分かれて写真とワークシートで話し合い、
発表して、まとめる。

始めたころに思い描いた通りの形で、今も続いていました。

私がいなくても、ちゃんと回っていました。



係の仕事ほど、一人に乗っかりやすい


「〇〇さんがいないと回らない」。
頼られている感じがして、悪い気はしません。

でも裏を返せば、その人が休んだら止まるということ。

そして、その人自身も休めないということです。

係の仕事は「頑張る人」がいるほど、
その人のものになってしまいます。

だからこそ、誰がやっても同じクオリティで回る形にしておくことが大切だと感じています。



手放すまでの4段階


① まずは係のメンバーで回す
最初から全員に任せても、型がないので回りません。係のメンバーとブリーフィングをして道筋を決め、試して、修正して、固めました。

② マニュアルを作る
目的、進行の流れ、時間配分、役割分担、シートの使い方をまとめました。頭の中の「いつものやり方」は、その人がいなくなると消えてしまいます。

③ 係のリーダーに任せ、私は補佐に回る
任せたのは、3年目のリーダーシップ研修を終えたばかりのスタッフです。丸投げはせず、発問を通して自分で考えられるよう伴走しました。前に出るのはリーダー、私は少し後ろ。

④ 自分が係を外れる
ここが本当のテストです。作った人がいなくなっても続くかどうかで、仕組みになっていたかが分かります。正直、私が抜けた途端にフェードアウトした企画もたくさんありました。



続いた理由は「人ではなく曜日」と「できない人基準」


奇数週はインシデントカンファレンス
偶数週はKYTカンファレンス
どちらも水曜日。

「誰がやるか」ではなく「いつやるか」で決めたので、人が替わっても止まりませんでした。

もうひとつは、標準をできない人に合わせたこと。

新人さんや異動してきたばかりの人でも分かるレベルにしておけば、誰でも回せます。
私自身、説明されてもなかなか理解できないタイプなので、
「自分が分かる=だいたい誰でも分かる」が基準です。



自分がいなくても回る=ちゃんと休める


ワークライフハーモニーという言葉があります。

Amazon創業者のジェフ・ベゾスの言葉で、
私が気に入って使っている考え方です。

仕事と生活のどちらかを削るのではなく、片方が整うともう片方も良くなる、という捉え方。

自分がいなくても回る仕組みがあれば、
休みの日に病棟のことを考えずに済みます。

仕組みを作るのは、チームのためであり、自分のためでもあります。



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フェザー:看護師×ワークライフハーモニー


最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇
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