介護現場で働いていると、
「こんなことで気になるのは、自分だけなのかな」
「私が気にしすぎなのかもしれない」
と思うことがあります。
先輩の言い方がきつかった。
自分にだけ仕事が偏っている気がする。
職場の暗黙のルールに違和感がある。
でも周りが普通に働いていると、
「これくらい介護では普通なのかな」
と、自分の感じ方のほうを疑いたくなることもあります。
そんなとき、すぐに「自分が気にしすぎ」と結論を出さなくてもいいと思っています。
一度、気持ちと実際に起きていることを分けてみると整理しやすくなります。
たとえば、
実際に何を言われた・されたのか
同じことが何度も続いているのか
自分だけに起きているのか
仕事上必要な指導なのか、それとも言い方や扱いに問題があるのか
自分で調整できることなのか、職場側で考える必要があることなのか
こうして分けてみると、
「自分が直したほうがよさそうな部分」と
「自分だけで抱える問題ではなさそうな部分」
が少し見えやすくなります。
もちろん、違和感を持ったからといって、必ず相手や職場が悪いとは限りません。
一方で、
「どこでもあることだから」
「みんな我慢しているから」
という理由だけで、自分の違和感を消してしまう必要もありません。
大切なのは、気にしすぎかどうかを先に決めることではなく、何が起きていて、何に困っているのかを整理することだと思います。
整理してみても分からなければ、それも珍しいことではありません。
人間関係、仕事の負担、自分への自信、職場のルールなど、いくつかの問題が重なっていることもあります。
そんなときは、一人で答えを出そうとせず、誰かと話しながら整理する方法もあります。
介護職の人間関係や職場の悩みについて、個別に状況を整理する相談も受けています。
「何が嫌なのか自分でもよく分からない」という段階からでも大丈夫です。