廊下の端の方から、物を落とした大きな音が病棟に響いたとき、すぐに「だいじょうぶーー?」と大きな声で呼びかけるスタッフがいました。
自分も仕事をしていたはずなのに、とっさにその声をかけていた姿が心に残りました。
そのひと言は、ただ音に反応した言葉ではなく、視界に入っていない同僚のことを自然に気にかけているのが伝わる言葉でした。
とても素敵で、心が温かくなる場面でした。
そのとき私は、自分ならまず「何があったの?」と、出来事のほうを気にしていたなと思いました。
だからこそ、相手の無事を先に思うその言葉に、はっとしたのだと思います。
それからそのスタッフのことが少し気になって見ていると、同じような場面でも、すぐに「だいじょうぶ?」と声をかけている人でした。
使う言葉ひとつで、こんなにも伝わり方や受け取るものが違うのだと知ることができました。
毎日の生活は、人と人との関わりの積み重なりなのだと感じます。
だからこそ、温かい言葉にあふれていたらいいなと思いました。
私も、相手を思う気持ちがやさしく伝わる言葉を、これから大切にしていきたいです。
言葉の力をあらためて感じた、心が温かくなる場面でした🍀