うまくまとまっていない悩みほど、誰かに話していいと思う

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コラム
「誰かに相談したい気はするけれど、何を相談したいのか自分でもよく分からない」

そんなことはないでしょうか。

何となく今の仕事がしんどい。
人間関係で引っかかっていることがある。
このままでいいのかな、という気持ちがある。
でも、「じゃあ具体的に何に困っているの?」と聞かれるとうまく答えられない。

相談というと、

「こういうことで困っています」
「AとBで迷っています」
「どうすればいいでしょうか」

と、ある程度きれいに整理してから話すもののように感じるかもしれません。

でも実際の悩みは、そんなに分かりやすい形をしていないことの方が多いように思います。

いくつもの出来事や感情が重なっていたり、自分でも気づいていない引っかかりがあったり。

「なんとなく嫌だ」
「なんとなく不安だ」
「何か変えたい気はする」

最初はそのくらいでもいいのではないでしょうか。

むしろ、まだ自分の中で整理できていないからこそ、誰かに話してみる意味があるのだと思います。

人に伝えようとして言葉にしているうちに、

「自分はこの出来事そのものより、あの一言が嫌だったのかもしれない」

「仕事を辞めたいと思っていたけれど、仕事そのものではなく今の環境がつらいのかもしれない」

「どうすればいいか分からないと思っていたけれど、本当はやりたいことは決まっていて、失敗するのが怖かったのかもしれない」

そんなふうに、自分でも気づいていなかったことが見えてくることがあります。

もちろん、誰かに話したからといって、すぐに答えが出るとは限りません。

そもそも、人生の悩みには一つの正解がないことも多いと思います。

だから私は、相談というのは必ずしも「正しい答えを教えてもらうためのもの」ではないと考えています。

話してみる。
文章にしてみる。
誰かに受け止めてもらう。

それだけで、頭の中にあったものを少し離れたところから眺められるようになることがあります。

そのうえで、

「自分は何に引っかかっているんだろう」

「本当はどうしたいんだろう」

「別の見方をするとどうなるだろう」

と、少しずつ考えていけばいい。

相談する前から、うまく話をまとめておく必要はないと思います。

話が前後してもいいですし、長くなってもいい。
自分でも「何を言いたいんだろう」と思いながら書いてもいい。

誰かに聞いてほしいと思った時点で、十分に相談する理由になるのではないでしょうか。

もし、一人で考えているうちに同じところをぐるぐる回ってしまったり、誰かに話してみたいけれど身近な人には話しづらかったりしたときに、私がその話を聞く役割を果たせたらうれしいです。
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