夏休みが始まり、中学3年生のいよいよ本格的な受験シーズンがスタートしました。
大阪の高校受験において、多くの生徒が避けて通れないのが「私立高校(併願校など)と公立高校の併願・ダブル受験」です。
大阪府教育庁が発行している公式の入試スケジュール(ROAD TO ADMISSION)をベースにしつつ、私立高校の動きがどのタイミングで重なってくるのかを整理した「8か月ロードマップ」を見ていきましょう。
1. 【7月〜8月(夏休み):動く夏】学校見学と情報のインプット
共通の動き:
パンフレットやネットだけではなく、私立・公立ともにオープンスクールや説明会に足を運ぶ最重要の期間です。
今、するべきこと:
「公立はここを受けたい」という志望だけでなく、「併願する私立高校はどこが合うか」も含めて、夏のうちに複数の学校を見ておきましょう。
「専願で私立高校を選択」という選択肢もあります。
大阪府の私立高校授業料は、国の就学支援金と府独自の補助金を合わせ、年間63万円(標準授業料)を上限に全額補助されます。すべての世帯で自己負担0円(完全無償化)が実現しました。
この支援金を活用し、独自の特徴を生かした「専願で私立高校を選択」する方も年々増加しています。さまざまな選択肢の広さが、秋以降の安心感につながります。
2. 【9月〜10月:決断の秋】志望校の検討と私立の絞り込み
中学校で三者懇談などが始まり、志望校の検討が始まります。 (中学校によっては10月~12月に行われるところもあります。)
私立の動き: 各私立高校で合同説明会や個別相談会が本格化します。
今、するべきこと:
夏以降の模試の結果や実力テストを踏まえ、公立だけでなく、「私立に行くならどこを受験するか」の方向性を親子でしっかりとすり合わせましょう。
3. 【11月〜1月:勝負の冬】内申の確定と事前相談の準備
公立・私立共通:
2学期後半に実施された実力テストの結果を参考に三者による進路懇談が行われ、志望校が決定していくことになります。
私立高校ではその成績を参考に、個別相談会も実施されますので、希望する学校の説明会・相談会の日程をチェックし、ご家庭から積極的に予約参加しましょう。
また、1月初めには私立高校への出願に向けた「教育相談(中学校と高校間の相談)」が行われる重要な時期です。
学校の定期テストや実力テストが重なり、内申点(調査書点)がほぼ確定します。
今、するべきこと:
目の前の定期テストで1点でも多く点数を取ること、そして過去問演習を本格化させて苦手分野を潰すこと。この時期の積み重ねが合否を分けます。
4. 【2月:決戦の月】私立入試の本格化と公立特別選抜
私立の動き: いよいよ私立高校の一般入試(および併願受験)が本番を迎えます(例年2月中旬)。
公立の動き: 一部の専門学科等で行われる「特別選抜等」の出願(15日〜16日)および検査が行われます。
今、するべきこと:
年明けからの緊張感のなか、私立入試本番でベストが尽くせるよう生活リズムを完全に朝型に切り替えましょう。
5. 【3月:感動のゴールへ】一般選抜と新たなスタート
公立の動き: 全日制の一般選抜の出願(3日〜5日)、学力検査、そして18日の合格発表へと進みます。
今、するべきこと:
私立の結果や公立への挑戦を経て、すべての試練を乗り越え、4月の「高校生活START」へと繋がっていきます。
結び
大阪の受験は、公立だけでなく「私立のスケジュール」が12月〜2月にかけて猛スピードで進行します。全体像を把握しておくことで、「いつ何をするべきか」で迷うことがなくなります。
「私立と公立のバランスをどう組むべきか迷っている」「我が子の成績に合った併願校の選び方が知りたい」とお悩みの保護者様がいらっしゃいましたら、ぜひ私のプロフィールページ(または出品サービス一覧)よりお気軽にお声がけくださいね。