【受験生の親子の皆様へ】”自己肯定感”が合格の先まで支える理由。今日からできる具体的な働きかけ

【受験生の親子の皆様へ】”自己肯定感”が合格の先まで支える理由。今日からできる具体的な働きかけ

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学び
 受験勉強のプレッシャーや将来への不安で、子どもたちが少しピリピリしたり、自分を見失いそうになったりする時期。「どうすれば前向きにがんばれるだろうか」と悩む保護者の皆さんも多いのではないでしょうか?

今回は、日々の何気ないコミュニケーションや心の持ちようが、子どもの成長や人間関係、そして受験という大きな壁を乗り越える力にどう繋がっているのかについて考えてみたいと思います。

1. 「愛されている実感」が、人を思いやる心を育てる

子どもは、周りの家族から「あなたがいてくれて嬉しい」という温かいメッセージを受け取ることで、「生まれてきてよかった」「私はみんなに愛されている」と実感し、自分の存在を肯定的に捉えることができるようになります。

家族との会話や安心できる関わりの中で、自然に笑いが起こり、喜びを感じ、「人が好きだ、一緒にいると楽しい」と思えること。こうした経験が、他人と繋がることを前向きに捉える土台となります。

学術的にも言われているように、自分が大切に育てられたという実感が、やがて「周りの人をも大切にする心」を育むのです。

逆に、誰かを傷つけたり攻撃したりしてしまう心の根底には、「自分なんてどうでもいい」「誰もわかってくれない」という自己否定や、他者をいたわる余裕のなさが隠れていることがあります。人権とは、まさに「自分を大切にし、人も大切にしたいと思う心」そのものです。

2. 自分を大切にできないと、他者にも優しくなれない

「人は、ありのままの自分を大切にする心(自尊感情)が高くなければ、他者に心を開くことができない」と言われます。

自分に対する評価が高い人は、他者の長所に敏感になり、良好な人間関係を築こうとします。

反対に自己評価が低い人は、他者の欠点にばかり目が向き、トゲのある態度をとってしまったり、自分を守るために他者を傷つけやすくなったりします。

自分の命や存在の尊さを実感できていなければ、他者の尊さにも無関心になってしまいがちです。つまり、「適正な自分への愛を持ち、自分を前向きに捉えること」は、他人を愛し、尊重するための必要条件なのです。自分を大切にできてこそ、はじめて人を本当に大切にすることができます。

3. 受験期の今だからこそ!「自分で自分を褒める習慣」を実践する

では、どうすればその土台を育むことができるでしょうか。
その第一歩としておすすめしたいのが、「自分で自分を褒める習慣」です。

これまでどれだけ悩み、一生懸命に葛藤し、努力してきたか。その過程を一番近くで見ているのは、ほかならぬ自分自身です。自分のことを一番よく理解しているのは、自分なのですから、小さなことでも意識的に自分を認めてあげましょう。

✏️ 【受験生本人】今できる具体的な取り組み

「できたこと日記」をつける
寝る前の5分間、その日できたこと(「苦手な数学の解き直しを1ページやった」「朝起きるのが辛かったけれど机に向かった」など)をノートに3つ書き出し、「よくがんばった」と心の中で自分をなでる。心の中で思い出してそっと自分をほめるだけでもいいのです。

結果ではなく「行動」に丸をつける
「模試の判定が上がった・下がった」という結果だけに一喜一憂せず、「計画通りにペンを動かした」「諦めずに最後まで問題を解いた」という今日のプロセスそのものを自分で褒める。

👨‍👩‍👧 【保護者の方】子どもを支える具体的な取り組み

「存在への承認」と「プロセスへの声かけ」を意識する
「テストの点数」だけを見るのではなく、「毎日コツコツ机に向かっている姿勢自体がすごいね」「あなたが頑張っている姿を家族はちゃんと見ているよ」と、結果が出る前の努力や存在そのものを認める言葉をかける。

家の中を「安心できる基地」にする
外でプレッシャーと戦ってきた子どもが、家ではホッと一息つけるように、「お疲れ様、今日もよく頑張ったね」と、結果に関わらず温かく迎え入れる。その安心感が、結果的に子どもの自己肯定感を高めます。

4. 自他共の幸せに向けて

何気ない日常生活の中で「自分を褒めること」を重ね、成長し豊かになる自分を実感していくこと。そして、その温かな眼差しを少しずつ他者へ向け、思いやる心を意識して育てていくこと。

それこそが、私たちが目指す、より深い次元での幸せである「自他共の幸せ」に通じていくと信じています。

受験という試練は、知識や学力を高めるだけでなく、子どもたちが「自分を認め、人を大切にする人間」として大きく成長するためのかけがえのない時間です。
ぜひ、今日からご家庭でも、そしてご自身に対しても「自分を褒める声かけ」を大切にしてみてくださいね。

最後に
お一人で抱え込まないでください。
どのように声掛けすればいいのか分からない。今の現状にどう寄り添えばいいのか迷う......そんな時は、いつでも私にお話しを聞かせてください。
45年間の経験を活かし、親子お二人の伴走者としてサポートいたします。
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