【第10回】Amazon販売を始める前に準備しておきたいチェックリスト

【第10回】Amazon販売を始める前に準備しておきたいチェックリスト

記事
ビジネス・マーケティング
Amazon販売を始めようと思ったとき、

「何から準備すればいい?」
「Seller Centralを登録したらすぐ販売できる?」
「商品を仕入れる前に何を確認する?」
「利益が出る商品なのか、どう判断する?」

など、最初は分からないことが多いと思います。

Amazon販売は、アカウントを作って商品を登録すれば終わりではありません。

商品選定 → 仕入れ → 出品確認 → 商品登録 → 利益計算 → 配送方法 → 在庫管理

と、販売開始までに確認しておきたいことがいくつもあります。

私自身もAmazon販売で、商品選定・仕入れ・商品登録・価格設定・在庫管理・Seller Centralの運用などを経験してきました。

そこで今回は、これまで第1回〜第9回で紹介してきた内容をもとに、

「Amazon販売を始める前に最低限確認しておきたい項目」

をチェックリスト形式で整理します。

これから始める方は、自分がどこまで準備できているか確認しながら読んでみてください。

① Seller Central登録の準備

まずはAmazonで販売するためのSeller Central登録です。

確認しておきたいのは、

□ 個人・法人どちらで販売するか決めている
□ 登録に必要な情報を確認している
□ メールアドレス・電話番号等を準備している
□ 売上受取口座等を準備している
□ 本人確認・認証に対応できる

という基本的な部分です。

ここで注意したいのが本人確認・認証です。

本人確認書類の提出や各種認証など、本人でなければできない手続きについては、基本的に本人が対応する必要があります。

第三者にサポートしてもらう場合でも、すべてを任せられるわけではありません。

② 販売する商品を決める

次は商品です。

「Amazonで売れている商品だから仕入れる」

だけで判断するのではなく、

□ 何を販売するのか
□ どこから仕入れるのか
□ いくらで仕入れられるのか
□ Amazonではいくらで販売されているのか
□ 競合する出品者はどのくらいいるのか

などを確認します。

特に重要なのが、

「売れる商品」と「自分が販売して利益が残る商品」は同じとは限らない

ということです。

③ 仕入れる前に出品できるか確認する

ここは、初心者の方ほど確認してほしいポイントです。

商品を仕入れてから、

「Amazonで出品できない」

となると、仕入れた商品がそのまま在庫になる可能性があります。

そのため、

□ Amazonで販売できる商品なのか
□ 既存ASINがあるのか
□ 商品情報は完全に一致しているのか
□ ブランド・カテゴリー等で追加対応が必要ないか

などを仕入れる前に確認することが重要です。

「仕入れてから調べる」のではなく、

確認 → 判断 → 仕入れ

という順番を意識します。

④ ASIN・JAN・商品登録を確認する

Amazonの商品登録では、ASINやJANなどの言葉が出てきます。

簡単に整理すると、

ASIN=Amazon内の商品識別番号

JAN=商品を識別するために使われるコード

です。

販売予定の商品について、

□ 既存ASINがあるか
□ 同一商品なのか
□ JAN等の商品コードは何か
□ 新規商品登録が必要なのか

を確認します。

既存の商品ページへ出品する場合は、似ている商品ではなく、型番・サイズ・容量・カラー・セット数なども含めて同一商品なのかを確認することが大切です。

⑤ 商品登録に必要な情報を準備する

新しく商品情報を登録する場合などには、商品によって異なりますが、

□ 商品名
□ ブランド
□ JAN等の商品コード
□ 商品画像
□ 商品説明・仕様
□ カテゴリー
□ 販売価格

などの情報を整理しておきます。

商品を仕入れるだけではなく、Amazonで販売するために必要な情報まで揃っているか確認しておくとスムーズです。

⑥ 「利益が出るか」は必ず計算する

ここは特に重要です。

例えば、

仕入価格1,500円
販売価格3,000円

だったとします。

単純に考えると、

3,000円-1,500円=1,500円の利益

に見えます。

しかし実際には、

販売価格
-仕入価格
-Amazon販売手数料
-FBA等の費用
-Amazon倉庫までの送料
-梱包・ラベル等
-外部物流業者費用
-その他費用

などを考える必要があります。

仮に合計2,500円のコストがかかっていれば、

3,000円-2,500円=500円

です。

売上3,000円でも、実際に残る金額は500円ということになります。

そのため私は、

「売れそうだから仕入れる」ではなく「売れたらいくら残るか計算してから仕入れる」

ことが重要だと考えています。

⑦ FBA・自己発送を決める

Amazon販売では配送方法も考えます。

□ FBAを利用する
□ 自分で発送する
□ 外部の物流業者を利用する

など、販売方法によって必要な作業や費用が変わります。

私自身もFBAを利用して販売していました。

ただし、海外への実際の配送やFBA倉庫への納品に関する物流実務については、外部の物流業者を利用していました。

そのため、

自分でやること
Amazonに任せること
外部業者に任せること

を整理しておくと分かりやすくなります。

⑧ 最初の仕入れ数量を考える

利益が出そうだからといって、最初から大量に仕入れる必要はありません。

□ 初回何個仕入れるか
□ 売れなかった場合どうするか
□ 価格が下がっても利益が残るか
□ 追加仕入れには何日かかるか

なども確認します。

初めて扱う商品なら、

少量仕入れ
販売
売れ方を確認
追加仕入れを判断

という方法もあります。

在庫は商品ですが、同時に仕入れに使った資金でもあります。

⑨ 販売開始後の管理方法を決める

商品をAmazonへ登録したら終わりではありません。

販売開始後も、

□ 販売数
□ 販売価格
□ 在庫数
□ 競合状況
□ 利益
□ 追加仕入れ
□ Seller Centralの通知

などを確認します。

特に商品数が増えてくると、頭の中だけで管理するのは難しくなります。

私自身もAmazon販売を経験して、商品を探すことだけではなく「数字と在庫を管理すること」が重要だと感じました。

⑩ 販売開始前にここまで確認

最後にまとめます。

Amazon販売開始前チェック

□ Seller Central登録準備
□ 本人確認・認証準備
□ 販売商品
□ 仕入先
□ 仕入価格
□ 出品可否
□ 既存ASIN
□ JAN等の商品コード
□ 商品登録情報
□ 想定販売価格
□ Amazon手数料
□ FBA・物流費
□ 1商品あたりの利益
□ 初回仕入れ数量
□ FBA・自己発送
□ 販売後の在庫管理

全部できているでしょうか?

抜けているところがあれば、そこから確認していけば大丈夫です。

ただ、実際にやってみると管理が大変です

ここまで読んで、

「確認する項目は分かった」

という方もいると思います。

ただ、実際に商品を探し始めると、

この商品は出品できる?

仕入れて大丈夫?

Amazonの手数料を引いたらいくら残る?

FBA費用や物流費まで入れたら利益はいくら?

どの商品まで確認したか分からなくなった

ということが出てきます。

そこで今回、私自身のAmazon販売経験をもとに、実際の販売準備に使える管理シートを作成しました。

Amazon販売スタート実務セット

今回のブログで紹介した内容を「読むだけ」ではなく、実際に確認・管理できるようにしています。

① Amazon販売開始 実務チェックリスト

販売開始までに確認したい項目を25項目に整理。

それぞれ、

未確認/確認中/完了

で管理できるようにしています。

さらに「確認すること」だけではなく、次に何をすればいいのかも記載しています。

② Amazon販売 利益計算シート

販売価格・仕入価格だけではなく、

Amazon販売手数料
FBA費用
Amazon倉庫までの送料
梱包・ラベル費
外部物流業者費用
その他費用

などを入力して、

総コスト
想定利益
利益率
損益分岐販売価格

を自動計算できるようにしています。

複数の商品を比較して、**「仕入れ候補/保留/見送り」**を管理することもできます。

③ 仕入れ判断シート

商品ごとに、

販売価格
仕入価格
手数料
物流費
想定利益
利益率
出品可否
初回仕入れ数量

などをまとめて、仕入れるかどうかを判断できるようにしています。

こんな方におすすめです

「これからAmazon販売を始めたい」

「何から確認すればいいか分からない」

「商品を仕入れる前に確認漏れを減らしたい」

「利益計算を毎回電卓でするのが大変」

「商品ごとの利益を比較したい」

「販売開始までの準備状況を管理したい」

という方向けに作っています。

Amazon販売を始める前の“確認漏れを減らすための実務ツール”として使っていただければと思います。

また、シートだけでは分からないことがある方向けに、Amazon販売について3テーマまで相談できるサービスも用意しています。

「自分の場合はどうすればいい?」というところまで確認したい場合は、個別相談をご利用ください。

Seller Centralの開設・初期設定・商品登録までサポートしてほしい方向けのサービスもご用意しています。
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