Amazon販売を始めると、最初は分からないことがたくさんあります。
「売れている商品なら仕入れて大丈夫?」
「利益が出そうだから多めに仕入れた方がいい?」
「FBAを使えば全部Amazonに任せられる?」
「商品登録さえできれば販売はうまくいく?」
私自身もAmazon販売を実際に経験し、商品選定・仕入れ・商品登録・価格設定・在庫管理・Seller Centralの運用などを行ってきました。
その中で感じたのは、Amazon販売ではちょっとした判断の違いが利益や在庫に大きく影響するということです。
今回は、これからAmazon販売を始める方に向けて、初心者が特に注意したい失敗と、その対策について実体験をもとに整理します。
1.売れている商品だけを見て仕入れてしまう
Amazonで商品を探していると、よく売れている商品に目が行きます。
もちろん「売れるかどうか」は重要です。
しかし、
売れている商品=自分が仕入れて利益が出る商品
とは限りません。
競合出品者が多かったり、仕入価格が高かったり、価格競争が起きていたりすれば、思ったほど利益が残らないことがあります。
商品を仕入れる前には、
販売価格・仕入価格・Amazonの手数料・物流費・競合・販売状況
などを合わせて確認することが大切です。
2.販売価格-仕入価格だけで利益を計算する
初心者の方が特に注意したいのが利益計算です。
例えば、
3,000円で販売
-1,500円で仕入れ
=1,500円の利益
と考えてしまうと、実際の利益と大きくズレる可能性があります。
Amazonでは販売に伴う手数料がありますし、FBAを利用する場合には物流関連の費用なども考える必要があります。
そのため、
販売価格
-仕入価格
-Amazonの手数料
-FBA・配送等の物流関連費用
-その他必要な費用
=最終的に残る金額
まで計算して仕入れを判断することが重要です。
売上ではなく、最終的にいくら残るのかを見ることが大切です。
3.最初から大量に仕入れてしまう
「これは売れる!」
と思った商品を見つけると、多めに仕入れたくなることがあります。
しかし、販売を開始した後に、
・思ったほど売れない
・競合が増える
・販売価格が下がる
・利益が少なくなる
といったこともあります。
大量に仕入れてしまえば、その分だけ資金が在庫として残ります。
特に初めて扱う商品では、
少量で販売
↓
売れ行きを確認
↓
追加仕入れ
という流れで進める方がリスクを抑えやすくなります。
4.既存ASINをよく確認せずに出品する
Amazonでは、すでに同じ商品が登録されている場合、既存の商品ページへ出品することがあります。
ここで注意したいのが、
「似ている商品」と「同じ商品」を間違えないこと
です。
例えば、
型番
サイズ
カラー
容量
セット数量
仕様
などが違えば、別の商品である可能性があります。
商品名や画像だけで判断せず、仕入れた商品とAmazonの商品ページが本当に同一商品なのかを確認することが重要です。
5.仕入れてから出品できるか確認する
これも避けたい失敗の一つです。
利益が出そうな商品を見つけて大量に仕入れた後、
「Amazonに登録しよう」
と進めたところ、商品・ブランド・カテゴリーなどによって追加の確認や手続きが必要になるケースがあります。
そのため、
仕入れ → 出品できるか確認
ではなく、
出品できるか確認 → 仕入れ
という順番を意識することが重要です。
特に初めて扱う商品については、仕入れる前にSeller Central上で確認しておいた方が安心です。
6.FBAなら全部Amazonがやってくれると思ってしまう
FBAは非常に便利な仕組みですが、
FBAを使えばAmazon販売のすべてを任せられる
というわけではありません。
商品の選定や仕入れ、商品登録、価格設定、在庫数量の判断などは出品者側で行う必要があります。
また、Amazonの物流拠点へ商品を納品するための準備も必要です。
私自身もFBAを利用していましたが、海外への実際の配送やFBA倉庫への納品に関する物流実務については外部の物流業者を利用していました。
自分で行う業務・Amazonに任せる業務・外部業者に任せる業務
を整理して考えることが大切です。
7.売れたら同じ数量を追加仕入れしてしまう
一度売れた商品だからといって、次も同じ条件で売れるとは限りません。
追加仕入れをする時点では、
・販売価格が変わっていないか
・競合が増えていないか
・仕入価格が変わっていないか
・利益が残るか
・現在の在庫はいくつあるか
などをもう一度確認します。
最初の仕入れで利益が出たからといって、追加仕入れでも同じ利益が出るとは限りません。
追加仕入れも、新しい仕入れ判断の一つ
として考えることが重要です。
8.在庫切れを恐れて在庫を持ちすぎる
売れている商品が在庫切れになると、販売機会を逃してしまいます。
だからといって、在庫切れを恐れて大量に仕入れるのも注意が必要です。
在庫管理では、
現在の在庫数
+販売ペース
+追加仕入れにかかる日数
を考えます。
「何個持っておけば安心か」ではなく、
今の販売ペースなら在庫があと何日持つのか
という考え方をすると、追加仕入れのタイミングを判断しやすくなります。
9.Seller Centralを確認しなくなる
商品登録が終わって販売を開始すると、
「後は売れるのを待つだけ」
となってしまいがちです。
しかしAmazon販売では、販売開始後もSeller Centralを確認していく必要があります。
販売状況や在庫だけでなく、Amazon側からの通知や対応が必要な内容なども確認します。
商品を登録して終わりではなく、販売開始後の管理まで含めてAmazon販売と考えることが大切です。
10.最初から完璧にやろうとする
Amazon販売を調べ始めると、
ASIN
JAN
FBA
Seller Central
手数料
在庫管理
商品登録
など、さまざまな言葉が出てきます。
全部理解してから始めようとすると、なかなか前に進めないこともあります。
私自身、実際にAmazon販売を経験して感じたのは、
全体の流れを理解して、一つずつ進めていく
ことが大切だということです。
分からないことが出てきたら、その都度確認しながら進めればいいと思います。
Amazon販売で失敗を減らすために
ここまで紹介した内容を整理すると、
① 売れているだけで仕入れない
② 手数料・物流費まで含めて利益を計算する
③ 最初から大量に仕入れない
④ ASIN・商品情報を確認する
⑤ 仕入れる前に出品できるか確認する
⑥ FBAの役割を理解する
⑦ 追加仕入れのたびに条件を確認する
⑧ 在庫を持ちすぎない
⑨ Seller Centralを定期的に確認する
⑩ 一つずつ進める
ということになります。
Amazon販売では、すべての失敗を避けることは難しいと思います。
ただ、仕入れる前・登録する前・追加発注する前に一度確認する習慣をつけるだけでも、避けられる失敗は増えます。
特にこれからAmazon販売を始める方は、最初から大きく始めるより、少しずつ経験を積みながら自分なりの販売方法を作っていくことをおすすめします。
Amazon販売で分からないことをご相談いただけます
現在ココナラでは、Amazon販売に関するサポートを行っています。
「これからAmazon販売を始めたいけれど、失敗しないか不安」
「仕入れようとしている商品について相談したい」
「ASIN・商品登録・FBAなど、分からないところだけ聞きたい」
という方向けに、Amazon販売について3テーマまで相談できるサービスをご用意しています。
また、
「Seller Centralの開設から初期設定・商品登録までサポートしてほしい」
という方向けには、Seller Central開設・初期設定・商品登録5商品まで対応するサービスもご用意しています。
本人確認・各種認証など、ご本人でなければできない手続きについては、お客様ご自身で対応していただきます。
また、海外への実際の発送やFBA倉庫への納品作業などの物流代行は行っていません。
Amazon販売で分からないことがある方は、お気軽にご相談ください。