【第6回】Amazonで売る商品はどう選ぶ?商品選定・仕入れで確認したいポイント

【第6回】Amazonで売る商品はどう選ぶ?商品選定・仕入れで確認したいポイント

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ビジネス・マーケティング
Amazon販売を始めると、多くの方が最初に悩むのが、

「何を売ればいいの?」

という商品選定だと思います。

Amazonを見るとたくさんの商品が販売されているため、

「ランキングが高い商品を仕入れればいい?」
「Amazonで高く売られている商品なら利益が出る?」
「利益が大きそうな商品を選べばいい?」

と考えてしまいがちです。

しかし実際の商品選定では、売れているかどうかだけで仕入れを判断するのは危険です。

私自身、Amazon販売では商品選定から仕入れ判断、価格設定、在庫数量の管理まで行ってきました。

今回はその経験をもとに、Amazonで販売する商品を選ぶときに、私が重要だと感じたポイントを整理します。

1.まず「いくらで仕入れられるか」を確認する

商品選定では、Amazonの販売価格を見るだけではなく、まず仕入価格を確認します。

例えばAmazonで5,000円で販売されている商品でも、仕入価格が4,500円であれば、手数料や物流費を考えると利益を出すのは難しくなる可能性があります。

反対に販売価格自体はそれほど高くなくても、安定して安く仕入れられる商品なら利益を残せる場合があります。

そのため、

Amazonでいくらで売れるか

だけではなく、

いくらで仕入れられるか

をセットで考えることが重要です。

2.現在のAmazon販売価格を確認する

次に確認するのがAmazon上の販売価格です。

ここで注意したいのは、表示されている価格だけを見て、

「この価格で自分も売れる」

と判断しないことです。

Amazonの販売価格は変動することがあります。

自分が商品を見つけた時点では5,000円でも、仕入れて販売を開始する頃には4,500円、4,000円と価格が下がっている可能性もあります。

そのため、現在の価格だけでギリギリ利益が出る商品よりも、多少価格が下がった場合でも利益が残るかを考えて仕入れを判断することが大切です。

3.Amazonの手数料・物流費を確認する

第5回でも触れましたが、

販売価格-仕入価格=利益

ではありません。

Amazonで販売する場合には販売に伴う手数料があり、FBAを利用する場合には物流関連の費用なども考える必要があります。

外部の物流業者を利用するのであれば、その費用もかかります。

そのため商品選定では、

想定販売価格
-仕入価格
-Amazonの手数料
-FBA・配送等の物流関連費用
-その他必要な費用
=最終的に残る金額

まで確認してから仕入れを判断します。

「売れそう」だけでなく、売れたときにいくら残るのかを見ることが重要です。

4.競合する出品者を確認する

同じ商品をAmazonで販売している出品者がどれくらいいるのかも確認したいポイントです。

商品自体がよく売れていても、多くの出品者が同じ商品を販売していれば競争になります。

競合が増えることで価格競争が起こり、想定していた販売価格より安くしなければ売れなくなる可能性もあります。

そのため、

「売れている商品だから仕入れる」

だけではなく、

「その商品を誰が、どのくらいの価格で販売しているのか」

まで確認することが大切です。

5.どのくらい売れそうかを考える

利益が出る商品を見つけても、まったく売れなければ利益にはなりません。

例えば、

1個売れば2,000円の利益が出るけれど、ほとんど売れない商品

と、

1個の利益は500円でも継続して販売できる商品

では、資金の回り方が大きく違います。

Amazon販売では、商品を仕入れる段階で先に資金を使います。

そのため、

利益額だけではなく、どのくらいのペースで販売できそうか

という視点も重要になります。

6.最初から大量に仕入れない

初めて扱う商品では、私は特に在庫数量を慎重に考えることが重要だと思います。

「これは売れそう」

と思っても、実際に販売してみなければ分からないことがあります。

大量に仕入れてしまい、その後価格が下がったり、思ったほど売れなかったりすると、大量の在庫を抱えることになります。

在庫は商品であると同時に、仕入れに使った資金が商品になっている状態でもあります。

そのため、最初は販売状況を確認できる数量から始め、

売れ行きを確認
↓
追加仕入れを判断
↓
在庫数量を調整

という考え方も重要です。

7.同じ商品・ASINなのか確認する

仕入れる前には、販売予定の商品とAmazon上の商品ページが本当に同じ商品なのかも確認します。

前回の商品登録の記事でも触れましたが、AmazonではASINによって商品が管理されています。

見た目が似ていても、

・型番
・容量
・サイズ
・カラー
・セット数量
・仕様

などが違えば、別の商品である可能性があります。

「Amazonで5,000円で売れている」

と思って仕入れた商品が、実は別仕様の商品だったということにならないよう、仕入れ前に商品情報を確認することが大切です。

8.出品できる商品なのかも確認する

利益が出そうな商品を見つけても、Amazonで必ず自由に出品できるとは限りません。

商品やカテゴリー、ブランド、アカウントの状況などによって、販売にあたって確認や手続きが必要になる場合があります。

場合によっては追加情報や書類などを求められることもあります。

そのため、

仕入れてから出品できるか確認する

のではなく、

仕入れる前に出品できる商品なのか確認する

ことが重要です。

特に初めて扱うブランドやカテゴリーでは、先に確認しておいた方が安心です。

9.「売れている商品=仕入れていい商品」ではない

ここまでを整理すると、商品選定では、

売れているか

だけを確認するのでは不十分です。

例えば非常によく売れている商品でも、

競合が多い
価格競争が激しい
仕入価格が高い
手数料・物流費が高い
利益がほとんど残らない
大量に仕入れないと仕入価格が下がらない

といった状況であれば、必ずしも自分にとって良い商品とは限りません。

逆に派手に売れている商品ではなくても、安定して仕入れられて、一定の利益を残しながら継続して販売できる商品もあります。

大切なのは、

「Amazonで売れている商品を探す」

だけではなく、

「自分が仕入れて販売しても利益を残せる商品を探す」

ことだと思います。

10.私が商品を仕入れる前に確認していたこと

私自身がAmazon販売で商品を仕入れる際には、主に、

仕入価格
↓
Amazonでの販売価格
↓
Amazonの手数料
↓
物流関連費用
↓
競合状況
↓
販売の見込み
↓
最終的に残る利益
↓
仕入れる数量

という流れで考えていました。

もちろん、すべてが想定どおりに売れるわけではありません。

価格が変わることもありますし、競合が増えることもあります。

だからこそ、仕入れる前にできるだけリスクを確認しておくことが重要だと感じています。

これからAmazonの商品選定をする方へ

Amazonの商品選定は、

「売れそうだから仕入れる」

だけではありません。

仕入価格・販売価格・手数料・物流費・競合・販売数・在庫数量など、いくつもの要素を確認して判断します。

特にこれからAmazon販売を始める場合は、最初から大量の商品を仕入れるのではなく、

少量から販売状況を確認し、売れ行きを見ながら仕入れ数量を調整する

という考え方も大切です。

商品を見つけたときには、

「売れるかな?」だけではなく「この条件で売れて、最終的に利益が残るかな?」

まで確認してみてください。

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