【ネーム作成のポイント④】ネームはいきなり綺麗な形にできなくてもいい

【ネーム作成のポイント④】ネームはいきなり綺麗な形にできなくてもいい

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マンガ
皆様おはようございます、
みすみです。

昨日は
「ネームにはさっさと着手せよ」
ということをお話ししました。

どうせ想定外のことは起こるのだから、
さっさと起こしてしまおうということです。

とはいえ、まだまだ物語を
描き慣れない人にとって、
いきなり真っ白な紙やキャンバスを
「はいどうぞ」
と用意されたって、
すぐに描けるわけはないですよね。

なので、そういう方は
一気に綺麗な形にしようと思うのを
いったんやめてみましょう。

漫画というものは複雑な要素の絡み合った
マジで総合格闘技みたいなもんです。

お話を作り、
シナリオを描き、
演出をして、
絵まで描かなきゃいけない。
キャラクターのデザインは
舞台なら配役や衣装デザインまで
やっているようなものです。

全部違う専門家が必要なものを
一人でこなしているようなものなのです。

いきなり全部やろうなんて無理ゲーだし
やろうと思ったって簡単にはできないのが
当然なのです。

だから、ネームも
いきなり綺麗な形で完成させられるなんて
思わなくたっていいんですよ。

具体的に言うと、ネームの作業と言うのは
・どんなせりふやモノローグを使うか
・どんな絵で表現するか
・どんなコマ割りで見せるか
という複数のことをやらなければいけない
複雑なマルチタスクなのです。

私はこれを同時にやってしまいますが、
同じようにいきなり完成形にできる人は
そう多くはないんではないかと思います。
知らんけど。

描けるとこから描けばいいんです。

冒頭(物語のはじまり)から描ける人は
もちろんそれでかまわないのですが、
プロット編でもお伝えした通り、
冒頭は意外とテクニックのいる
部分でもあります。
(こちらの記事をご参照ください)

見せ方にちょっとしたコツみたいなものが
必要なところでもありますので、
最初に考えようと思うと
いきなりつまずいてしまう、ということも
少なくありません。

だったらそこは飛ばして、
その次の「②世界観の説明」から
描いてしまったっていいわけです。

あるいは、以前お話しした
物語の一番の「見せ場」から
描くのもありですね。

とにかく描けるところから描いていって、
あとからそれを繋いでいけばいい。
こういう描き方だってありです。

ただし、物語というものは生きています。

描いているうちに、当初の予定とは
まったく違うものになったりすることは
おおいにあり得ます。

見せ場を先に描いていても、
その前の部分を描いていったら
どんどん物語が発展していって、
最初に描いたところと繋がらなかった、
ということももちろんあります。

こういうときは、喜びましょう。

物語は、あなたが最初に考えていたものより
良くなっています。
アップデートされています。
だから、繋がらなかったのです。

以前、小説が詰まってなかなか書けないと
言う友人に、
「書けるところから書けば」
というアドバイスをしたことがありました。

彼女は私のアドバイスを素直に受け入れて
書けるところから書いていったのですが、
やはり最初に書いた部分に繋がらなくて
「最初の部分が無駄になった」
と嘆いていたのですが、それは違います。

最初に書いた部分は、
ウォーミングアップみたいなものです。

書けないまま何時間もPCの前で唸るより、
書けるところから書く、という
「動作」をすることによって、
創作する体があたたまってきて
弾みがつきます。

その流れで描くのです。

先日X(旧Twitter)で
「絵を描くことは勉強というよりスポーツ」
というようなポストを拝見しましたが、
私もこの考えに賛成するところがあります。
創作は、体を使ってするものだからです。

いくら頭で考えても、
それが実際の体の動きとして現れて
「表現」つまりアウトプットされなくては
創作というのは形になって世に出ることは
ありません。

体がうまく動いてゆく、という
身体的な感覚は大事です。

つまり「ノッてくる」というやつです。

描きたいところ、描けるところから
描いていくことで、この
身体的にノッてきて、
他のところもだんだん描けるようになる、
という体験を馬鹿にはできません。

結果としてノッてきた体で描いたものが
最初の固まった体で描いたものを
超えてきたならそれはよいことで、
「時間が無駄になった」
なんて嘆く必要はないんですよ。

絶対に、あとから描いたもののほうが
良くなっていますから。

しかし、そう考えると、ネームって
思ったよりも時間がかかるもの
なんじゃないか……?
って思いますよね。

そうですが?????????

皆様どうしても原稿、作画のほうに
時間がかかると思われるようですが、
どっこいネームだって
それなりに時間かかるもんなんですよ。

かけてくださいよ、時間を。
いいもの、描きましょうや。
せっかくなんだから。

せっかくこの世に産み落とされることになった
あなただけの物語なのですから、
じっくり、時間をかけて、
自分が一番納得できるものになるよう
磨き上げていきましょう。

そんな時間かけられないわ~という方は
みすみの提供するサービスを
利用してくださってもいいですよ!

ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
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