【プロット作成のポイント⑲】作品の「良さ」はケーキの上の金箔みたいなものって話

【プロット作成のポイント⑲】作品の「良さ」はケーキの上の金箔みたいなものって話

記事
マンガ
皆様こんにちは、
みすみです。
今日も来てくださって
ありがとうございます。

先日、キャラクターの会話などの
「表現」を
ケーキのデコレーションにたとえて、
デコレーションだけでは物語は
スカスカになってしまう、
土台をちゃんと作るんだよ
という話をしました。

しかしですね、

物語の「良さ」は、この
「表現」
つまりケーキのデコレーション部分に
あることが多いというのも
また事実なのであります。

たとえば私は、よく
「目がいい」
と言ってもらえます。
私の描く漫画の、キャラクターの目が
表情豊かで強くて素敵ということです。
(ありがとうございます~!)

でも、これって、
プロット関係ないですよね。

プロットのどこにも、
「ここでこのキャラの目がとてもいい」
なんてこと書きません
(もともとプロットを
 書かないワタシですが)。

物語の骨組みを作って、
ネームを切って、
原稿に描く絵の段階でようやく
「目がいい」
になるわけです。

どゆこと???

表現だけで面白い物語は作れません。
土台にしっかりと設定やあらすじや、
キャラクターの感情があること。
それが前提です。

しかし、

それだけでは物語の
「めっちゃイイ」
「萌え転げる」
「沼に嵌る」
みたいなものも
生み出せないのは確かなんです。

作品の強くきらめく部分って、
作者の、
ほんの少しのこだわりから
生まれているものなのです。

「ここはどうしても譲れない」

そういう、
ある種めんどくさいこだわりが、
その作品に他とは違うきらめき、
「良さ」
を与えているのです。

そしてそれは、
作品づくりの最後の最後の部分、
つまり
「表現」
に表れることが多いのです。

ケーキのデコレーションでたとえると、
チョコレートケーキの金箔みたいなもの。

あるいは、
茶わん蒸しの三つ葉とか、
お吸い物の柚子の皮とか、
そういうの。

なくても、十分おいしい。

だけど、これを入れるともっとおいしい。

だから、絶対に入れる。

結果として、
やっぱりそれを入れることで、
もともとおいしかったものが
さらに引き立つことになるわけで。

そういった、
全体から見たら0.001%にも
満たないところへのこだわりが、
作品に
「他とは違うきらめき」
「良さ」
を与えているのです。

それは、プロットの段階では
わからないものかもしれません。
ほとんどの場合、
「表現」
に宿ります。

でもそれは、たとえば
「うで」を「かいな」と読ませる、
といったような、
表面を飾り立てることとは別物です。

ふつうなら流してしまうような部分を、
ぐっと突っ込んで、
「ここまでやる」
というような強さ。

「このままでも十分おいしいよ」

というものに、
あえて金箔や、
三つ葉や、
柚子を添えるような
「こだわり」。

実は作品の強烈な
「良さ」
は、こういうこだわりが
支えているという部分が
大きいんですよねぇ。

だから、
逆説的なようですが、
土台がしっかりしていれば
それでいいとも言えないんです。

こだわり、大事ですよ。
デコレーション、ぜひ、
こだわり抜いてくださいね。

もちろんそのときも、
土台がしっかりできていることが
大前提!
それは何度でもお伝えします。

今日も来てくださって
ありがとうございます。
皆様の創作の
お役に立てたなら幸いです。
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