【プロット作成のポイント⑮】会話のやりとりはケーキのデコレーションみたいなものって話

【プロット作成のポイント⑮】会話のやりとりはケーキのデコレーションみたいなものって話

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マンガ
皆様おはようございます
みすみです。

また一週間が始まりましたね。
(月曜始まり派)
今週もよろしくお願いします。

プロットの話が続きますね。
でもプロット(最初のお話づくり)は
創作を始めたばかりの人が
最初にぶつかる大きな壁でもあるので
ていねいにやっていきたいと思います。

ときどき、プロットの中身が
キャラクターの会話の応酬に
なっているものを見かけます。

正直に言うと、
これはあんまり良くありません。

なぜかというと、会話のやりとりで
進められる物語というのは
あんまりおもしろくないからです。

もちろんキャラクターは
物語の世界の中で生きていますから
そこに生きているキャラクターと
ふれあい、会話もします。

けど、会話というのはあくまで
表層(表面)に過ぎないものなんです。

またケーキのたとえで恐縮ですが、
「どんな会話をさせるか」というのは
ケーキで言ったら
クリームやフルーツなんかの
最後のデコレーションみたいなものです。

できあがったケーキのデコレーションが
きれいだとときめきますよね。
ケーキを買う人は、ケーキの外側を見て
「きれい」「おいしそう」
と思うわけです。

だから自分がケーキを作るとき、
「どんなクリームにしようか」
「どんな飾りつけをしようか」
そういうことを考えるのは楽しいわけです。

でも、ちょっと待ってください。
それはあくまで「最後の仕上げ」。
ケーキ全体のほんの一部でしかありません。

ケーキの大部分は、
クリームやデコレーションに覆われて
見えない「スポンジケーキ」
が支えているのですよ。

もうおわかりですね。

クリームやデコレーションというのは
物語でいうと
「どんな会話をさせるか」
とか
「どんな絵で描くか」
という、最後の最後の
「表現」にあたるところです。

一方で、スポンジケーキの部分は
「どんな設定か」
「どんなキャラクターか」
「どんな展開か」
という、最終的な「表現」を支える
「あらすじ」つまりプロットです。

物語を読む人は、
絵や会話(せりふ)といった
最終的に「表現」されたものを
見ています。

「表現されたもの」しか
見られない、と言ったほうが
いいかもしれません。

ですから、つい「表現」を
物語だと思ってしまいます。

でもそれは、ケーキで言ったら
あくまでクリームやデコレーションなどの
表面に見えている部分だけ。
いくら表面のデコレーションがきれいでも
土台になっているスポンジケーキが
おいしくなかったら台無しです。

キャラクターは愛すべきもの。
一次創作であれば可愛い我が子だし、
二次創作であれば愛しい推しです。
だからそんなキャラクターが
楽しそうに生き生きとやりとりをしているのは
嬉しいし楽しい。
もっとそれを見たいというのは当然です。

けど、それはあくまで物語の表層。
土台がないまま、
飾りつけだけをすることはできません。

そこにどんな世界があって、
キャラクターはどんなふうに生きていて、
なにを抱えてどんなことを感じて考えて、
どんな動機があってどんな行動を起こすか。

それがあっての「せりふ」「会話」
なのです。

キャラクターの会話の応酬を
考えるのが悪いわけではありません。

でも、そればかりになると、肝心の
物語の筋というものはいっこうに
できあがってはきません。

いつまでも表面ばかりで、
ちっとも核心にたどり着かない、
スカスカの物語のままです。

また、会話ばかりが多くなると
物語に無駄が多くなり、
ページ数がかさむわりには
中身がない、メリハリがないものに
なってしまいがちです。

第一、物語のエモいシーンというのは
むしろ会話をふっとばして
無言になったりすることも多いものなのです。

せりふ、会話の応酬と言うのは
物語を進めるために重要な部分を担いますが
あくまで土台になる
「できごと」と「感情」があってこそ。

楽しいデコレーション部分を
捨てろと言っているわけではありません。
思いついた楽しいキャラクターたちの会話は
ひとまずどこかにメモして取っておいて、
それはそれで宝物にしておきましょう。

それらを使うために物語を作ったって
別にいいわけです。
でも、会話だけでは物語は作れません。
必ずその下に隠れている土台を
作らないといけなくなります。

プロットはその「土台」を作り込む
作業であるとも言えるわけです。

まあ、ね、デコレーションは楽しい。
それは確かです。
そして物語の「良さ」というのも
最後の最後の「表現」に宿っていることが
多いというのも事実ですが、
それはまた別の記事でそのうち書きます。

けっこう時間かかってしまった…
ここまで読んでくださった皆様
今日もありがとうございました!

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