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音声・音楽
「左手を小さく」って、どれくらい?
記事
音声・音楽
音の鍵キアーヴェピアノ@ピアノ添削専門
2026/08/19 13:43
ピアノを弾いていると、レッスンでよく言われる、
「左手をもう少し小さく」という言葉。
でも、言われた側からすると、
「小さくって、どれぐらい?」と思うことはありませんか。
◆右手と左手のバランス
単純に左手の音が強く出ている場合は、音量のバランスを調整していきます。
右手がメロディを担当しているなら、右手は舞台の中央にいる主役。左手は後ろにいて、主役を支える脇役。そんなイメージです。
「それが難しい!」とよく言われます。
まずは自分の音をよく聴くこと。そして色々な例えを交えて伝えていくうちに、だんだんコツを理解できるようになることが多いです。
左手も、もちろん大切です。
でも右手と同じくらい前に出てしまうと、主役であるメロディが聴こえにくくなってしまいます。
「左手を小さく」というより、
右手と左手の役割に合わせて、バランスを整える、と考えると分かりやすいかもしれませんね。
◆左手は小さければいい?
初心者のうちは、まず右手と左手のバランスを整えて、左手が必要以上に大きくならないようにする。これはとても大切です。
それができるようになったら、今度は左手も意識してきちんと聴いてみます。
「左手を小さく」と言われ続けていると、いつの間にか、左手=目立たせてはいけないもの、になってしまうかもしれません。
でも、左手にも音楽があります。
ただ小さいのではなく、どう小さいのか。
オブラートに包んだような柔らかい音、小さくても芯のある音、メロディの邪魔をしないけれど主張する音など、曲や場面によって、左手に求められる音は変わります。
また、テンポ、拍感、和声、リズムなど、左手が音楽を支えていることも多くあります。
左手を「小さくすること」だけに意識が向いてしまうと、こうした役割まで弱くなってしまうことがあります。
◆左手だけ取り出して練習
まずテクニック面で問題があるなら、そこを解消するために左手だけで練習をしてみます。
音を間違えずに弾けるようにする。手の使い方を確認する。音の粒をそろえる。まずは、そうしたテクニック面を整えます。
それができるようになったら、今度はただ音を並べるのではなく、フレーズや音の流れを感じながら弾いてみます。
「この音から次の音へ、どう流れている?」
「どこへ向かっている?」
左手だけで音楽的に弾けるようになると、右手と左手を合わせたときの演奏が、とても豊かになります。
◆まとめ
「左手を小さく」と言われたら、まずは右手と左手のバランスを考えてみる。
どれくらい小さくするかは、曲や場面によって変わります。
客観的に確認したいときは、録音して聴いてみるのもおすすめです。思っていたより左手が目立っていたことに気付くこともあります。
演奏しながら自分の音をよく聴けるようになると、「左手を小さく」という言葉の意味も、少しずつ変わってくるかもしれません。
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