前回のお話し✨
本当は何を考えているんだろう。
あのときの態度には、どんな意味があったんだろう。
答えが分からないことほど、何度も考えてしまう。
考えても答えが出ないと分かっている。
なのに頭の中で同じことを繰り返してしまう。
そんな経験はありませんか?
実は、分からないことを考え続けてしまうとき、
求めているのは、単純な答えだけではないのかも。
今日はそんなお話し✨
◆本当に求めているのは、答えよりも安心感?
恋愛で相手の気持ちが分からなくなると、不安になる。
連絡が減った理由を知りたい。
急に距離を置かれた理由を知りたい。
自分のことをどう思っているのか、はっきりさせたい。
こうして考え続けてしまう背景には、いくつかの心理的な欲求が隠れていることも。
① 安心したい
相手の気持ちが分からないと、関係がどうなるのか予測できません。
その不確かさをなくして、安心できる状態に戻りたいと思ってしまう。
② 納得したい
突然の態度の変化や曖昧な終わり方には、
気持ちの整理がつかないこともありますよね。
理由が分かれば、今までの出来事を理解できる気がする。
自分の中で意味づけをしてでも、納得したいのかもしれない。
③ 自分の価値を確かめたい
「嫌われたのかな」
「私に何か問題があったのかな」
相手の行動を、自分の価値と結びつけて考えてしまうことも。
本当は相手の気持ちを知りたいだけなのに、
いつの間にか、自分が大切にされる存在なのかを確かめようとしている場合もあります。
◆分からないことを考え続けてしまう理由
心理学では、答えが出ないことや曖昧な状況に対して強い不安を感じやすい傾向を不確実性への不耐性と呼びます。
この傾向が強いと、先の見えない状況をそのままにしておくことが難しくなり、何度も理由を探したり、悪い可能性を考えたりすることがあります。
また、同じ悩みを繰り返し考え続けることは
反芻思考とも関係しています。
考えれば答えに近づける気がしてしまう。
でも、相手にしか分からないことまで考え続けていると、
答えが出ないまま不安だけが大きくなってしまうことも。
◆考え続けてしまうときの対処法
① 自分が本当に求めているものを考える
「なんでなんだろう?」を繰り返す前に、自分に問いかけてみて。
本当は安心したいのかな?
納得できる理由がほしいのかな?
それとも、自分が大切にされていると感じたいのかな?
求めているものに気づくと、
今の自分に必要なことが見えてきたりします。
② 答えが分かることと、分からないことを分ける
自分の行動で変えられることもあれば、
相手の気持ちのように、自分では確かめられないこともあります。
分からないことまで、想像で補い
無理に答えを出そうとしなくていいのです。
「今は分からない」と保留にすることも、ひとつの選択。
③ 考える時間を区切ってみる
何度も同じことを考えてしまうときは、
気持ちを書き出してみましょう。
頭の中だけで考えるのではなく、
言葉にして整理することで、自分が何に不安を感じているのか見えやすくなります。
書き終えたら、いったん別のことに意識を向けてみてください。
ここで注意したいのは、
無理に考えないようにすると、考えないようにしようということを考え続けてしまい、頭から逆に離れなくなってしまうことも。
だからこそ、時間を区切ることは大切です✨
④ 相手の答えだけに、自分の安心を預けない
相手から説明してもらうことも大切。
でも、相手が答えてくれなかったり、
納得できる説明が得られなかったりすることもあります。
自分がどうしたいのか、
どんな関係を望んでいるのかを考えてみてください。
相手の答えを待つだけではなく、自分で選べることもあります。
◆答えが分からなくても、自分を大切にできる
分からないことを考え続けてしまうのは、
それだけ想い、真剣だった証拠でもあります。
ちゃんと理解したい。
納得したい。
大切な人との関係を、曖昧なままにしたくない。
そう思うことは、とても素晴らしいことでもあります。
でも、すべての疑問に答えが見つかるとは限りません。
答えが分からないから、自分は前に進めない、
そう相手次第での自分になってしまわないように
意識したいことでもありますよね。
本当に求めているのは、
相手の答えではなく、自分が安心していられる状態なのかも。
分からないことを無理に解決しようとしなくてもいい。
相手の気持ちを考えるのと同じくらい、
自分の気持ちにも目を向けてみてください。
答えを探し続けることから、
少しずつ自分がどうしたいのかを考えることに意識を向けていきましょう。
もやもやが止まらないときは、お気軽にご相談くださいね✨
きこ