②嫌なところがあっても、嫌いになれない心理。

②嫌なところがあっても、嫌いになれない心理。

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コラム

前回のお話し✨




本当は傷ついている。
大切にされていないと感じることもある。
それなのに、嫌いになれない。

相手の嫌なところも分かっているのに、
優しくされたときのことを思い出したり、楽しかった時間を思い返したりして、まだ好きって思ってしまう。

なぜ嫌なところがあると分かっていても、簡単には気持ちを手放せないのか、今日はそんなお話をします。



① 良かった頃の記憶に引っ張られる心理



恋愛では、現在の相手だけなく、過去の思い出も気持ちに影響します。

付き合い始めた頃の優しさ、一緒にいて幸せだった時間。
その記憶が強く残っていると、相手に傷つけられても、

「本当は優しい人だから」
「以前のように戻ってくれるかもしれない」

と期待してしまう。

今の相手を見ているつもりでも、
心のどこかでは過去の幸せだった関係や相手を見てしまっている。


② たまに優しくされると、期待してしまう心理



普段は冷たいのに、時々とても優しくしてくれる。

連絡が少ないのに、突然会いたいと言ってくる。
距離を感じるのに、離れようとすると優しくなる。


このように、相手の反応に一貫性がないと、
次にいつ優しくしてくれるのか分からず、
相手の言動が気になり続けることも。


心理学では、報酬が不規則に与えられることで行動が維持されやすくなる仕組みを間欠強化といいます。

たまに得られる優しさや安心感を強く待ち望むようになってしまう。


③ これまでの時間を無駄にしたくない心理



「こんなに好きだったのに」
「これまで頑張ってきたのに」
「もう少し待てば変わるかも」

そう思うほど、関係を終わらせることが難しくなる。

これは、これまでに費やした時間や労力を惜しみ、
続ける判断をしてしまうサンクコスト効果と関係しています。


でも、これまで大切にしてきた時間があるからといって、
これからも我慢し続けなければいけないわけではないです。

過去にどれだけ頑張ったかと、
これから自分が幸せでいられるかは、分けて考えてください。


◆嫌いになれないときに、大切にしたいこと



無理に嫌いになろうとしなくても大丈夫。
好きな気持ちが残っていても、自分を守る選択はできます。


①楽しかった思い出と、今の現実を分ける

過去に優しかったことと、現在大切にされているかどうかは別。
今の関係を、今の相手の行動から見てみるようにしましょう。


②相手の良いところだけでなく、苦しかったことも振り返る

好きな部分を思い出すときは、同時に
自分が我慢してきたことや、傷ついた気持ちもしっかり思い出してください。
自分の気持ちを大切に思った上で相手を想えるかがポイントです。


③好きかどうかだけで、関係を判断しない

「まだ好きだから一緒にいたい」という気持ちだけでなく、
「この関係で安心できているか」「自分らしくいられるか」も大切な判断材料。


◆最後に



嫌なところがあっても嫌いになれないのは、意志が弱いからではないです。

楽しかった記憶や期待、これまで積み重ねてきた思いがあるから。
それだけ、相手を真剣に好きでいたから。

だからこそ、同じくらい自分を大切に思っていいんです。

好きでいることと、傷つくことを受け入れ続けることは違います。

相手を嫌いになれなくてもいい。
まだ好きな気持ちが残っていてもいい。

その気持ちを否定せずに、
自分がどう扱われているのかにも目を向けてみてください。

自分自身も大切にできることも恋愛でとても大切なことです。

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きこ


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