前回のお話はこちら✨
「大切にされたい」
恋愛をしていると、一度はそう思ったことないですか?
好きと言ってくれること。
会いたいと言ってくれること。
優しい言葉をかけてくれること。
もちろん、それも愛情のひとつ。
でも、本当に大切にしてくれる人は、
言葉だけではなく、日々の行動でその気持ちを伝えてくれる人。
では、人を大切にするとはどういうことなのかを
初心を思い出しながら、今日はお話ししたいなと思います✨
◆あなたの気持ちも考えてくれる
自分が会いたいときだけ会う。
自分の都合がいいときだけ連絡する。
自分の気持ちばかりを優先する。
そんな関係では、いつの間にか片方だけが我慢するようになってしまいます。
人を大切にするということは、自分の気持ちを押し通すことではなく、相手の気持ちにも目を向けること。
心理学では、相手の立場から物事を考えることを視点取得と呼びます。
自分とは違う考え方や感じ方があると理解し、相手の気持ちを想像すること。
それは、良い関係を築くための大切な力です。
いつも意見が一致する必要はありません。
ただ、意見が違ったときにも、あなたの気持ちを知ろうとしてくれる。
そんな姿勢に、大切にする気持ちは表れるのだと思います。
◆不安を放置しないこと
大切にしてくれる人だからといって、いつも完璧な対応ができるわけではありません。
忙しくて連絡できない日もある。
気持ちがうまく伝わらないこともある。
違う人同士ですから、当然ですよね。
大切なのは、一度も不安にさせないことではなく、
不安やすれ違いが生まれたときに、どう向き合ってくれるかです。
あなたが寂しいと伝えたとき、すぐに否定するのではなく、まず話を聞いてくれる。
誤解が生まれたとき、面倒だからと放置するのではなく、話し合おうとしてくれる。
そんな小さな積み重ねが、安心できる関係を築いていきます。
心理学では、安心して自分の気持ちを表現でき、困ったときに相手を頼れる関係は、安定した愛着とも深く関係しています。
安心できる関係とは、不安が一切ない関係ではなく、不安が生まれても一緒に向き合える関係です。
◆あなたの「嫌だ」という気持ちを尊重してくれる
好きな人には、嫌われたくない。
だから、本当は嫌なのに我慢してしまう。
本当は寂しいのに、平気なふりをしてしまう。
でも、大切にされるために、自分の気持ちを押し殺す必要はありません。
あなたが嫌だと伝えたことを、相手がどう受け止めるか。
あなたの考えを尊重してくれるのか。
それとも、自分の思いどおりにしようとするのか。
心理学では、自分と相手の境界線をバウンダリーと呼ぶことがあります。
親しい関係であっても、相手には相手の気持ちがあり、
自分には自分の気持ちがある。
その違いを認めることが大切です。
あなたを大切にする人は、あなたの好きだけでなく、嫌だという気持ちにも目を向けてくれる人でもあります。
◆言葉と行動が一致している
「好きだよ」
「大切にするよ」
「ずっと一緒にいたい」
そんな言葉をもらうと、嬉しくなりますよね。
でも、どれだけ素敵な言葉を並べられても、行動が伴わなければ、安心して関係を築くことは難しくなります。
約束を守ろうとする。
できないことは、できないと伝える。
間違えたときには、謝る。
あなたとの関係を、都合のいいときだけ利用しない。
こうした行動は、派手ではないかもしれません。
けれど、日常の中にこそ、その人の誠実さは表れます。
一度の言葉や行動だけで判断する必要はありません。
大切なのは、時間をかけて見えてくる、その人の一貫した姿勢。
愛情は、言葉の大きさよりも、日々の行動の積み重ねに表れることがあります。
◆あなたばかりが頑張らなくてもいい
連絡するのは、いつも自分から。
会う予定を考えるのも、自分ばかり。
関係が悪くなると、いつも自分から謝る。
そんな状態が続くと、いつの間にか恋愛そのものが苦しくなってしまいます。
もちろん、人間関係には波があるので、
どちらかが忙しい時期もあれば、片方が多く支える時期もあると思います。
だから、何でもきっちり半分ずつでなければいけない、ということではありません。
ただ、長い目で見たときに、二人とも関係を良くしようとしているかどうか。
あなたばかりが相手の気持ちを考え、あなたばかりが我慢し、あなたばかりが関係をつなぎ止めようとする。
もしそんな状態が続いているなら、一度立ち止まってほしいです。
誰かに大切にされるために、自分一人で頑張り続ける必要はないからです。
◆大切にされることと、何でも許されることは違う
好きだから、許してしまう。
寂しいから、連絡が来れば安心してしまう。
優しくされたから、今までのつらさを忘れてしまう。
そんなこともあるかもしれません。
でも、一時的に優しくされることと、継続的に大切にされることは同じではありません。
誰にでも間違いはあります。
大切なのは、間違いをしないことではなく、相手を傷つけたときに自分の行動を振り返り、改善しようとすることです。
謝るだけで同じことを繰り返すのか。
それとも、少しずつでも行動を変えようとするのか。
その違いを、焦らずに見ていきましょう。
相手の事情を理解することは大切です。
でも、理解することと、何でも我慢することは違います。
あなたにも、安心して過ごせる関係を求める権利があります。
◆そして、自分自身も大切にする
誰かに大切にされたいと思うとき、私たちはつい相手がどうかばかりに目を向けてしまいます。
軸として忘れないでほしいことですが、自分自身を大切にすること。
本当はつらいのに、嫌われるのが怖くて何も言えない。
無理をして相手に合わせ、自分の気持ちを後回しにする。
そんなときは、立ち止まり自分の心にも目を向けてみてください。
「私は本当はどうしたいんだろう?」
「この関係の中で、安心できているかな?」
「大切な友達が同じ状況にいたら、私は何て声をかけるだろう?」
自分の気持ちを知ることは、我儘ではありません。
自分を大切にすることは、相手を大切にしないことでもありません。
自分の気持ちも、相手の気持ちも、どちらも尊重する。
そんな関係こそ、長続きします。
◆最後に
大切にしてくれるとは、どういうことなのか。
いつも優しい言葉をかけてくれること?
何よりも自分を優先してくれること?
それだけではないですよね。
あなたの気持ちを知ろうとしてくれること。
意見が違っても、話し合おうとしてくれること。
あなたの境界線を尊重してくれること。
そして、二人の関係を一緒に育てようとしてくれること。
そうした日々の積み重ねが、少しずつ安心と信頼をつくっていきます。
大切にされているかどうかを、いつも不安になりながら確かめ続ける恋愛ではなく、一緒にいることで、自分の気持ちを素直に伝えられる恋愛。
無理に自分を良く見せなくてもいい。
嫌われないために、いつも我慢しなくてもいい。
そんな関係の中でこそ、心から安心できるのかもしれません。
あなたを大切にしてくれる人を選ぶこと。
そして、自分自身のことも大切にすること。
どちらも、幸せな人間関係を築くために大切なことです。
お互い完璧ではないし、違う人同士なので
すれ違うことも、伝わらないこともあると思います。
だからこそ、自分の気持ちにしっかり目を向け、
素直な気持ちで、コミュニケーションを大切にしていってください✨
きこ