過去の苦しかったことが、今に繋がってしまうとき。

過去の苦しかったことが、今に繋がってしまうとき。

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コラム


前回のお話はこちら✨



今何も起きていないのに、なぜか不安になる。

相手は何もしていないのに、嫌われた気がする。

前と同じことが起こりそうで、怖くなる。



もしかすると今だけを見ているのではなく、
フィルターを通して
過去の経験も一緒に見ているのかもしれません。



◆過去の経験は、考え方のクセになることがある



人はこれまでの経験から、

「こうすると嫌われる」
「突然離れていくかもしれない」
「期待すると傷つく」
「自分が我慢したほうがいい」

というような考え方を身につけることがあります。



これは、過去の自分を守るために身についた反応でもあります。


だから、今の自分が弱いから不安になるわけではありません。
過去に苦しかった経験があるからこそ、
同じことが起こらないように、心が先回りして構えてしまうんです。



◆「今」と「過去」が重なってしまう



たとえば、以前好きな人から急に連絡がなくなった経験があったとします。
フェードアウトってやつです。


今の相手から返信が少し遅れただけなのに、

「また嫌われたのかな?」
「このまま離れていくのかな」

と不安になる。


でも、ここで大切なのは、
「今、本当に起きていること」と「過去に起きたこと」は同じではない。
ということ。

過去の人と、今目の前にいる人も、もちろん同じ人ではありません。


返信が遅れている。
これは事実。

でも、
「嫌われた」
「もう好きじゃない」
というのは、まだ分からないです想像です。


過去の経験が、現在の出来事を必要以上に怖く見せている可能性があります。



◆心が「同じことが起こる」と予測してしまう



過去に傷ついた経験があると、
似た状況に出会ったときに警戒しやすくなることがあります。


過去の経験によって形成された考え方や認知のパターンが、
現在の出来事の受け取り方に影響することがあります。


だから、
「こんなことで不安になる自分はおかしい」
と責めなくてもいい。


むしろ、
「私は以前、似たことで傷ついたから、今は敏感になっているのかもしれない」と客観した目線で考えてみる。


それだけでも、
今の出来事と過去の記憶を少し分けて考えやすくなります。



◆過去を消さなくても、今は変えられる



過去の苦しかったことを、

「もう忘れよう」
「気にしないようにしよう」
と思っても、簡単にはいかないことがあります。

でも、過去を消す必要はありません。

大切なのは、
「あのときはそうだった。でも、今は違うかもしれない」
と考えられること。


過去の経験から学んだことは、
自分を守るための大切なものでもあります。


ただ、その経験が今の自分を苦しめているなら、

「この考え方は、今の私にも必要なのかな?」
と一度立ち止まってみることも必要です。



◆不安になったときは、3つに分けてみる



もし過去のことが今に繋がって苦しくなったら、

① 今起きている事実
② 自分が想像していること
③ 過去に起きたこと

この3つを分けてみるのもひとつの方法です。


たとえば、

「返信がまだない」→事実
「嫌われたかもしれない」→想像
「以前、返信がなくなってそのまま自然消滅した」→過去

こうして分けるだけでも、

「今、昔と同じことが起きている」
と決めつけなくて済みます。



◆過去の自分を責めなくていい



過去の苦しかった経験が、今の自分の考え方に影響している。
それは、過去の自分が弱かったからでも、
面倒な性格だからでもありません。


そのときの自分なりに、傷つかないように
身に付けてきたことかもしれません。


だから、
「どうして私はこんなに不安になるんだろう」
ではなく、

「私はあの経験から、何を怖いと思うようになったんだろう」
と考えてみる。


過去を振り返ることは、自分を責めるためではなく、
今の自分を理解するためにもできます。


過去の苦しかったことは、完全になくならないかもしれない。

でも、
過去に起きたことと、今起きていることは別のもの。


そうやって少しずつ区別できるようになると、
過去に決められていたように感じていた「今」にも、
少しずつ選択肢が増えていきます。


過去を変えることはできなくても、
過去を抱えた自分が、これからどう生きるかは変えていける。


経験は、自分を成長させてくれています✨

過去の自分、よく頑張ったね。と認めてあげて
今の自分をもっと大切にしてあげてくださいね。


きこ


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