好きなまま、前を向くとは

好きなまま、前を向くとは

記事
コラム

前回のお話はこちら✨




忘れられないなら、忘れなくてもいい


好きな人を忘れようとしたことはありますか?


もう考えないようにしよう。
連絡を取らないようにしよう。
思い出さないようにしよう。


そうやって頑張るほど、
なぜか余計に思い出してしまう。


好きだった時間も、
一緒にいたときの言葉も、
何気ない表情も。

「もう終わったこと」と思いたいのに、
心はそんなに簡単には切り替わってくれない。


「好きなうちは、前に進めていないのかな?」
と思ってしまうかもしれません。

でも、本当にそうなのでしょうか?
今日はそんなお話✨



◆好きな気持ちは、無理に消さなくてもいい



誰かを好きになったからといって、
その気持ちを自分の都合で消せるわけではありません。

「今日から好きじゃなくなる」
なんて、スイッチのようにはいかない。


だから、
「早く忘れなきゃ」
と頑張らなくてもいいんです。


好きだったことは、
好きだったことでいい。

大切だった時間は、
大切だったままでいい。

その気持ちを否定しなくても、
前を向くことはできます。



◆「前を向く=忘れる」ではない


前を向くというと、

・新しい恋をする
・過去を忘れる
・思い出さなくなる

そんなイメージがあるかもしれません。


でも、もっと静かな前の向き方もあります。

その人を好きだった自分を、
少しずつ受け入れていく。

思い出しても、
以前ほど苦しくなくなる。

相手のことを考えていた時間に、
少しずつ自分の時間を戻していく。

そして、
好きだった人がいる私に少しずつ変わっていく。


それも、前を向くということなのかもしれません。



◆好きなままでも、自分の人生は進んでいく



誰かを好きな気持ちが残っていても、

朝は来る。
仕事や学校もある。
友達と笑うこともある。
美味しいものを食べることもある。
新しい場所に行くこともできる。


好きな音楽を聴いて、
眠って、
また次の日を迎える。


心の中にその人がいても、
あなたの毎日は少しずつ進んでいきます。


だから、
「まだ好きだから、私は立ち止まっている」
と決めなくてもいい。

好きなままでも、
自分の人生を進めていいのです。



◆「諦める」と「手放す」は、少し違う



諦めるという言葉には、
「もう好きじゃなくならなきゃいけない」
という苦しさがあるように感じることがあります。


でも、手放すというのは、
少し違うのかもしれません。


その人を嫌いになる必要もない。
思い出を消す必要もない。
好きだった気持ちを否定する必要もない。


ただ、
「この気持ちを抱えたままでも、自分の時間を生きていこう」
と思ってみる。

相手のことばかり考えていた時間を、
少しずつ自分のために使っていく。

それが、自分なりの「手放す」なのかもしれません。



◆たまに戻ってしまってもいい


前を向こうと決めたのに、
また思い出してしまう日もあります。

写真を見てしまったり、
昔の会話を思い出したり、
共通の友達から話を聞いたり、
SNSで見かけたりなんかも…

「やっぱり好きだな」
と思うこともあるかもしれません。


でも、それは後戻りではありません。


気持ちは、
一直線に薄くなっていくものではないから。


昨日より今日は少し楽だったのに、突然また寂しい。


人は、手放すまでに、凄い感情の波を感じます。


考える時間が減っていっているのに、
突然悲しくてたまらなくなったりする。

なんで?まだこんなに好きなの?
そう思ってもいい。

頭が整理してくれているんです。
これを超えていくことはとても辛い。
でも、一歩ずつ進んでいます。


だから、前を向くというのは、
ずっと前だけを見続けることではないと私は思います。

振り返る日があっても、
また自分のほうへ戻ってこれます。


今日、波が来たな。
そう思ってみてください。



◆その人を好きだった自分も、大切にする



誰かを好きになると、

「相手に選ばれなかった」
「うまくいかなかった」

という結果ばかりに目が向いてしまうことがあります。


でも、

その人を好きになったときの自分。
嬉しかった自分。
会えるだけで幸せだった自分。
大切にしたいと思えた自分。

そういう自分まで、
否定しなくていい。

恋がどうなったとしても、
誰かを大切に思えた気持ちまで、失敗になるわけではありません。



◆いつか「好きだった」と言える日が来る



今はまだ、「好きだった」
という過去形にすることが難しいかもしれません。


それでもいい。
無理に過去にしなくてもいい。


時間が経つにつれて、
「本当に好きだったな」
と、少し穏やかに思える日が来るかもしれません。


その頃には、
その人を思い出しても、

「戻りたい」だけではなく、

「幸せでいてくれたらいいな」
と思えることもあるかもしれない。


そして気づいたら、
その人を想う時間より、
自分のこれからを考える時間のほうが増えている。

そんなふうに、
いつの間にか前を向いているのかもしれません。



◆最後に



好きな人を忘れられないと、
「早く次に進まなきゃ」
と思ってしまいます。


でも、
忘れなくてもいい。
好きなままでもいい。
思い出す日があってもいい。

大切なのは、
その気持ちを抱えたままでも、
自分の人生を少しずつ進めていくこと。


その人を好きだった時間も、
あなたの人生の一部。

だから、消そうとしなくていい。
ただ、その思い出だけを見つめ続けるのではなく、

・今日は自分の好きなものを選ぶ
・明日は少し遠くまで歩いてみる
・新しいものに触れてみる
・誰かと笑ってみる


そうやって、
少しずつ自分の時間を取り戻していく。

「好き」を置いていかなくても、
前には進める。

好きなまま、前を向く。

それは、
忘れることではなく、

その人を好きだった自分も連れて、
自分のこれからへ歩いていくことなのかもしれません。


素直に感情を感じることはとても心にとって素敵なことです。
もし苦しいときは、お話し聞かせてくださいね✨


きこ


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