外注前に揃えておくと安いもの【LP・営業資料】

記事
ビジネス・マーケティング
外注の見積もりを開いて「思ったより高い」と感じたこと、ありませんか。
やり取りが何往復も続いて、納品予定日が後ろにずれた経験もあるかもしれません。

そのほとんどは、技術料の問題ではなく、依頼前に揃えておく情報が足りていないことが原因です。

依頼を受ける側は、情報が足りないと「最悪のケース」を見積もりに織り込みます。何を作ればよいか分からないので、調査・確認・修正の往復を多めに見て、金額と日数を厚く取ります。逆に言えば、最初に5点だけ揃えておけば、見積もりは下がり、納期も縮みます。

この記事では、LPや営業資料を外注する前に揃えておくと、見積もりが下がり、納品が早まり、修正回数が減る5点を、チェックリスト形式でまとめます。全部揃わなくても問題ありません。揃わない箇所は「どう代替するか」も併せて書いています。

■ なぜ「揃っていない」は高くつくのか

外注費の内訳は、純粋な制作時間だけではありません。依頼者の頭の中を引き出すヒアリング、参考イメージの探索、文章の方向性のすり合わせ。これらが「制作前の作業」として工数に乗ります。

私は見積もりを組むときに「想定リスク × 時間」で考えています。事前情報が少ない案件ほど、後から方向転換が起きる可能性が高く、その分を金額と日数に乗せておかないと、結果的に依頼者に迷惑がかかるからです。

事前に揃っている案件は、制作側から見ると「作るべきものが見えている案件」です。リスクが下がるので、見積もりも下がります。これは値切り交渉ではなく、構造的にそうなる仕組みです。

■ 揃えておくと安く・早く進む5点

【1. 訴求軸(誰に何を売るか・1行で)】
「30代の個人事業主に、月額制の経理サポートを売りたい」のように、1行で言える状態が理想です。

ここが曖昧だと、制作側は仮説を複数パターン作ってから着手することになります。仮説作成の時間がそのまま見積もりに乗ります。

揃ってない時は、「今のお客様で一番多い人を1人だけ思い浮かべる」だけでも前進します。完璧な定義より、具体例1人のほうが制作側は動けます。

【2. 想定読者像(年齢・職種・前提知識)】
同じサービスでも、20代会社員向けと50代経営者向けでは、使う言葉も見せ方も変わります。

ここが曖昧だと、初稿の言葉選びが毎回ずれます。「もう少し柔らかく」「逆に専門家向けに寄せたい」の往復が続いて、トーン全体を直すことになります。

「うちのお客様で一番多いタイプ」を1人、具体的に思い浮かべて伝える。それだけで初稿の精度が変わります。

【3. 競合・参考にしているもの】
他社サイトのURL、「このサービスの雰囲気が近い」と感じたスクショ、「○○のような落ち着いた感じ」という言葉だけのメモでも構いません。

参考が1つもないと、デザインと文体の方向性を打ち合わせで言葉だけで詰めることになります。これが一番ズレやすい工程で、初稿が出てから「思っていた雰囲気と違う」となると、構成からやり直しになります。

「これは違う」と感じる反対例でも有効です。NG方向が共有できると、制作側は安心して攻めた提案が出せます。

【4. 必須で入れたい情報】
実績の数字、サービス名の正式表記、連絡先、料金、対応エリア。「これは絶対に載せる」という素材を箇条書きで渡せると、確認の往復が減ります。

これらは制作側では用意できない情報です。後から「あ、この実績も入れたい」が後出しで来ると、レイアウトを組み直すことになります。営業資料は1枚に収まる文字量が決まっているため、1要素足すだけで全体の構成が崩れることがあります。

揃ってない時は、「今使っているチラシ・名刺・既存サイトを全部渡す」が最速です。整える必要はなく、素材として渡してもらえれば、制作側で抜き出します。

【5. ロゴ・写真などのビジュアル素材】
弊社の出品では、写真とロゴだけあれば進められます。ロゴデータ(PNGまたはSVG)と、使える写真が数枚あれば十分です。

完全に何もない場合でも、フリー素材で代替できるケースは多いです。「この雰囲気で探しますね」と進められるので、ここが揃わないことで止まる場面は意外と少ないです。

ただし、ロゴだけは後から差し替える手間が大きいので、既存のものがあれば最初に渡しておくのが安全です。

■ 「全部は揃ってない」が普通です

ここまで読んで、「半分も揃ってない」と感じた方も多いと思います。それが普通です。

5点すべて完璧に揃っている依頼は、そう多くありません。むしろ、揃ってない部分こそ、ヒアリングで一緒に詰めていく工程の本体だと考えています。

大事なのは、依頼の最初に「揃っているもの/揃っていないもの」を一覧で伝えることです。「訴求軸と参考URLは出せます。読者像と素材はまだです」。この1行があるだけで、制作側はヒアリングの優先順位を組めて、無駄な往復が減ります。

揃っていないことを隠して進めるのが、いちばん時間とお金がかかるパターンです。

■ 自作する方へ

外注しない選択をする場合でも、この5点を自分用に書き出しておくと、自作の迷いが減ります。

LPや営業資料を自分で書くとき、手が止まる原因の多くは「軸が決まっていない」「読み手が定まっていない」のどちらかです。特に「訴求軸を1行で書く」と「想定読者を1人思い浮かべる」の2つは、書き始める前の30分で済む作業で、書き直しの手戻りを減らせます。

外注するかしないかに関わらず、この5点は「制作物の設計図」として機能します。焦らず、手元にある素材から順番に整えていけば大丈夫です。

─────

【依頼を検討中の方へ】
この5点が揃っていれば、24時間以内に初稿をお渡しする出品でも、
何が届くかが事前に分かる状態で進められます。
LP1ページ・営業資料5枚まで、HTML一式納品。
プレオープン枠 残5名(7/6(月)まで)・¥3,000・着手前なら全額返金。

#外注#LP制作#営業資料
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す