「波音のシークレットビーチ」から招待状が届いた、ストレス食べが気になるあなたへ
目的地までの旅路には、最初に寄っておきたい中継地点があります。
## 目的地までに、最初に寄るべき中継地点
それは、「ストレスに感じたことを、ノートに書き出してみる」という習慣です。
綺麗な言葉でまとめる必要も、誰かに見せる必要もありません。今日モヤッとしたこと、悔しかったこと、ただ疲れたという事実を、思いつくままに書き出すだけ。たったこれだけの小さな中継地点です。
## なぜ「書くこと」が心の空腹を満たすのか
心理学の世界では、心に浮かんだ感情やストレスをありのままに書き出すことを「筆記開示(エクスプレッシブ・ライティング)」や「ジャーナリング(書く瞑想)」と呼び、心のケアとして非常に重視しています。
頭の中でぐるぐると渦巻いているモヤモヤを「言葉」にして外に出す作業は、脳の論理的な思考を司る部分(前頭前野)を活性化させます。すると、ストレスでパニックを起こしていた感情の暴走がスッと落ち着き、客観的に自分を見つめ直すことができるのです。
自分が何に対してストレスを感じていたのか。言葉にして整理されることで、「無性に食べたい」という衝動の裏に隠れていた「本当のSOSの正体」に気づけるようになります。この「気づき」こそが、食に頼らず自分自身を根本からケアする第一歩になります。
この中継地点を挟んで感情のデトックスをしておくことで、目的地(ビーチ)での心の緩め方が、日常にもより自然に根づきやすくなります。
## あなた専用のルートに、カスタマイズしませんか
書く時間帯や、使うノートの形式、書き方のルールは、実は人によって合うものが変わります。
朝一番に頭を空っぽにする方が書きやすいのか、夜寝る前に一日のモヤモヤを吐き出す方が落ち着くのか。あなたに合わせて、目的地までのルートを心地よくカスタマイズしませんか。
→ ロードマップのカスタマイズはこちら
― Dóna Salus ―
【今回のキーワード】
「筆記開示(エクスプレッシブ・ライティング)」
【参考】
論文タイトル: Emotional and physical health benefits of expressive writing(エクスプレッシブ・ライティングの感情的および身体的健康への利点)
著者: Baikie KA, Wilhelm K.
掲載誌: Advances in Psychiatric Treatment(2018年)
内容:
自分が抱えている深い感情やストレスについて、1日15〜20分、数日間にわたって「ただ書き出す」という作業(筆記開示)を行うことで、ストレスレベルが有意に低下し、うつ症状や不安が軽減されることが報告されています。論文では、書き出すことによって「自分の感情や出来事から心理的な距離を取り、客観的・構造的に見つめ直す(認知的再評価)」プロセスが促進されると解説されています。