夕方になると足がパンパンにむくむ…そんな症状ありませんか?
朝は普通に履けていた靴が、夕方にはきつく感じる。
指でスネのあたりを押すと、しばらく凹んだ跡が残るほど、足がパンパンにむくんでいる——。
それは「湧き水のオアシス」からの招待状かも
そのむくみは、立ち仕事やデスクワークだから仕方ないと諦めるものではなく、「湧き水のオアシス」への招待状かもしれません。滞ってしまった体の内側の巡りを、じっくりと取り戻していく場所へのサインです。
なぜ夕方になるほど足がパンパンになるのか
足は心臓から一番遠く、さらに「重力」の影響を常に受けているため、体の中で最も血液や水分が滞りやすい場所です。
足まで下りてきた水分を、重力に逆らって心臓まで押し上げるには、ふくらはぎの筋肉が「第2の心臓(筋ポンプ)」としてしっかり働く必要があります。しかし、長時間同じ姿勢が続いたり、体内のミネラル・水分バランスが崩れていたりすると、このポンプがうまく機能しません。
すると、行き場を失った水分が血管から染み出し、細胞と細胞の隙間(間質)にどんどん溜まっていきます。これが、指で押すと跡が残るような、夕方の「パンパンなむくみ」の正体です。
あなたにぴったりの目的地は、他にあるかもしれません
同じ「足のむくみ」でも、原因は人によって違います。
同じ姿勢が続くことによる「巡りの滞り」なのか、ふくらはぎの「筋肉量不足(ポンプの力不足)」なのか、それとも塩分や水分バランスの乱れによるものなのか——。
あなたに届いている招待状が、本当にどの目的地からのものなのか。
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― Dóna Salus ―
【今回のキーワード】
「ふくらはぎのポンプ作用」
【参考】
論文タイトル: Calf pump activity influencing venous hemodynamics in the lower extremity(下肢の静脈血行動態に影響を与えるふくらはぎのポンプ活動)
著者: Recek C.
掲載誌: International Journal of Angiology(2013年)
内容:ふくらはぎの筋肉が、重力に逆らって血液やリンパ液を心臓へ送り返すための「最大の原動力(強力なポンプ)」であることを、生理学的・力学的に解説した論文です。
足を動かしてふくらはぎの筋肉が収縮すると、内部の圧力が急激に高まり、足元に滞留していた静脈血を一気に上方へ押し上げます。一方で、足を動かさない状態(座りっぱなし等)が続くと、重力によって足元の血管に強い圧力がかかり続け、水分が血管の外に押し出されることで「むくみ(浮腫)」が発生するメカニズムが詳細に記されています。