【むくみ予防】「第2の心臓」のスイッチは足首に?ポンプを動かして湧き水のオアシスへ向かう中継地点

【むくみ予防】「第2の心臓」のスイッチは足首に?ポンプを動かして湧き水のオアシスへ向かう中継地点

記事
コラム
「湧き水のオアシス」から招待状が届いた、足がむくみやすいあなたへ。
目的地までの旅路には、最初に寄っておきたい中継地点があります。

「湧き水のオアシス」からの招待状はこちら→
旅に出る前に置いていきたい荷物→


目的地までに、最初に寄るべき中継地点


それは、「1時間に1回、かかとの上げ下げを10回する」という習慣です。

座ったままでも、立ったままでも構いません。作業の合間にほんの数秒、かかとをキュッと上げて、ゆっくり下ろす。たったこれだけの小さな中継地点です。


なぜこの小さな中継地点が必要なのか


かかとを上げ下げする動きは、足首を動かすことでふくらはぎの筋肉を大きく伸び縮みさせます。これが、お休みしてしまっていた「第2の心臓(筋ポンプ)」のスイッチとなり、重力によって足元に滞りがちな水分や血液を、力強く上半身へと押し戻してくれます。

産業医学や人間工学の研究でも、長時間の座りっぱなし・立ちっぱなしの合間にこうした「足首の運動(かかと上げなど)」をこまめに挟むだけで、下肢の血流が改善し、夕方のむくみ(浮腫)が有意に抑えられることが実証されています。

「足がパンパンになってから」慌てて揉むのではなく、「1時間に1回、こまめに動かしてポンプを回す」という小さな積み重ねが、むくみを寄せ付けない確かな土台になります。この中継地点を挟んで巡りのスイッチを入れておくことで、目的地(オアシス)での本格的なインナーケアが、よりスッと体に染み渡りやすくなります。


あなた専用のルートに、カスタマイズしませんか


デスクワーク中心で座りっぱなしなのか、接客などの立ち仕事中心なのかによって、一番取り入れやすいタイミングは変わります。

あなたの働き方や生活リズムに合わせて、目的地までのルートを心地よくカスタマイズしませんか。


→ ロードマップのカスタマイズはこちら

― Dóna Salus ―




【今回のキーワード】
「足関節の自動運動」









【参考】
論文タイトル: Active Ankle Movement May Prevent Deep Vein Thrombosis in Patients Undergoing Lower Limb Surgery(下肢手術を受けた患者において、足関節自動運動は深部静脈血栓症を予防しうる)
著者: Wang Z, et al.
掲載誌: Annals of Vascular Surgery(2016年)
内容:足を動かしにくい下肢手術後の患者を対象に、「足関節の自動運動(自力で足首を動かす=かかとや爪先を上下に動かす運動)」がもたらす効果を検証した臨床研究です。
この研究の結果、足首の運動を積極的に行ったグループは、そうでないグループと比較して、太ももやふくらはぎの「むくみ(周囲の太さ)」が数日で有意に減少したことが確認されました。さらに、静脈血の最大流出量(滞っていた血液を上へ押し流す量)が明確に増加し、血流の滞りによる血栓の発生率も激減しました。
これは、「足首を動かすことがふくらはぎの筋ポンプのスイッチとなり、足元に滞りがちな水分や血液を力強く上半身へと押し戻す」というメカニズムが、実際の医療現場における確かな数値(エビデンス)として実証されたことを意味しています。
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