「湧き水のオアシス」から招待状が届いた、足がむくみやすいあなたへ。
内側の巡りをじっくりと取り戻す旅に出る前に、まず駅のロッカーに置いていきたい荷物がひとつあります。
「湧き水のオアシス」からの招待状はこちら→
旅に出る前に、まず置いていくもの
それは、「むくんだ足を、そのまま座りっぱなし・立ちっぱなしで放置する」という習慣です。
仕事や家事で忙しいと、つい足を動かすのが後回しになりがちです。ですが、その「同じ姿勢を続ける選択」の積み重ねが、水分を足元にため込みやすい状態を毎日つくり続けてしまっています。
なぜ「同じ姿勢の放置」がむくみを育てるのか
同じ姿勢を長時間続けると、足の筋肉、特にふくらはぎのポンプ機能がほとんど使われません。
ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、歩いたり動かしたりして筋肉が伸び縮みすることで、重力に逆らって足元の血液や水分(間質液)を上半身へと力強く押し戻しています。座りっぱなし・立ちっぱなしで筋肉が動かない状態が続くと、この大切なポンプが完全にストップ(お休み)してしまいます。
すると、押し戻されなかった水分や古い老廃物が、足元にどんどん滞留していきます。夕方の辛いむくみは、この「ポンプが動かない時間」がコップの水のように積み重なった結果として現れる、体からのSOSサインなのです。
荷物確認、一緒にしてみませんか
「同じ姿勢を続ける習慣」の他にも、あなたの旅行カバンを重くしているものがあるかもしれません。
知らず知らずのうちに摂りすぎている塩分の多い食事、巡りをせき止めてしまう締め付けの強い靴や下着、水分摂取のタイミング——。人によって、隠し持っている荷物はさまざまです。
あなた専用の「旅のしおり(ロードマップ)」を作りながら、専属コンダクターの私と一緒に荷物を確認してみませんか。
→ ロードマップ作成はこちら
― Dóna Salus ―
《次回》旅の最初の中継地点はどこ?→
【今回のキーワード】
「長時間の静的姿勢がもたらす健康被害」
【参考】
論文タイトル: Evidence of health risks associated with prolonged standing at work and intervention effectiveness(職場における長時間の立位に伴う健康リスクと介入効果のエビデンス)
著者: Waters TR, Dick RB.
掲載誌: Rehabilitation Nursing(2015年)
内容:職場での「長時間の静的姿勢(Prolonged static posture)」がもたらす健康被害を分析した包括的な研究です。歩行時などと違い、静止したまま立つ姿勢が続くと「ふくらはぎの筋ポンプ活動(Calf muscle pump activity)が停止」します。その結果、重力によって下肢に血液が滞留(Venous pooling)し、毛細血管の圧力が高まることで水分が血管外へ押し出され、下肢の浮腫(むくみ)が重症化するプロセスが医学的に明確に解説されています。