第1回 取引先から「資料を送ってください」と言われたら、何を用意すればいい?

第1回 取引先から「資料を送ってください」と言われたら、何を用意すればいい?

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ビジネス・マーケティング
取引先から「資料を送ってください」と言われたら、何を用意すればいい?

取引先から突然、

「一度、資料を送っていただけますか?」

と言われたことはありませんか。

商品やサービスについて説明することはできる。
写真もある。価格も分かっている。これまでの販売実績もある。

でも、

「では、資料にして送ってください」

と言われると、急に何から手をつければよいのか分からなくなる。

小さなお店やブランドを運営していると、最初から提出用の資料一式が揃っているとは限りません。

写真はスマホの中。
商品の情報はInstagram。
価格表はExcel。
販売実績はメールの中。
ブランドについての説明は、自分の頭の中にはあるけれど文章にはしていない。

そんな状態でも、実は資料を作るための材料はかなり揃っています。


 最初から「完成した原稿」を作る必要はありません


資料を作ろうとすると、

「まず文章を書かなければ」

と思ってしまいがちです。

でも、最初にやることは文章を書くことではありません。

まずは、手元にあるものを集めてみます。

たとえば、

・商品や店舗、売場の写真
・WebサイトやSNS
・商品名や価格
・販売実績
・取引先から届いたメール
・既存のチラシやパンフレット
・納期、ロット、出店条件などの情報
・箇条書きのメモ

こうしたものがあれば、十分に資料づくりを始められます。

きれいな文章になっていなくても構いません。

むしろ、最初の段階では「何を書くか」よりも、どんな情報を持っているかを見る方が大切です。


同じお店でも、提出先によって必要な情報は変わります


ここからが、資料を作るときに少し難しいところです。

手元にある情報を、そのまま全部並べればよいわけではありません。

たとえば同じブランドでも、

商業施設へPOP-UP出店を提案する場合と、
セレクトショップへ卸販売を提案する場合では、

相手が確認したい内容が違います。

商業施設の担当者なら、

「どんなブランドなのか」
「どんな商品を扱っているのか」
「どんな売場になりそうか」
「これまでの販売実績はあるか」

といった情報を確認するかもしれません。

一方、卸先のバイヤーなら、

「価格帯はどのくらいか」
「卸条件はどうなっているか」
「初回発注はいくらからか」
「納期はどのくらいか」

といった情報も必要になります。

つまり、

資料を作る前に見るべきなのは、「何を書きたいか」だけではなく、「誰に見せる資料なのか」です。


持っている情報を、全部載せなくても大丈夫です


写真が20枚あるからといって、20枚全部を載せる必要はありません。

ブランドについて長く説明できるからといって、その文章をすべて入れる必要もありません。

資料の役割は、持っている情報を全部見せることではなく、

相手が確認したいことを、分かりやすい順番で確認できるようにすること

です。

たとえば、

ブランド概要
商品
特徴
販売実績
今回の提案内容
条件

というように、相手が読み進めながら判断しやすい順番へ組み替えるだけでも、資料の見え方は大きく変わります。


分からない情報を、無理に埋める必要もありません


もう一つ大切なのが、

分からないことを、それらしい文章で補わないことです。

たとえば、市場規模や売上予測、競合との比較などは、確認できる根拠がなければ無理に入れる必要はありません。

資料を見栄えよくすることと、事実を増やすことは別です。

確認できている情報を使いながら、

「今回の提出先に必要な情報は何か」
「不足しているなら、何を確認すればよいか」

を見ていく方が、取引先へ出す資料として扱いやすくなります。


写真、SNS、メール、メモからでも資料は作れます


たとえば、こんな状態だったとします。

Before

・店舗写真
・商品写真
・Instagram
・価格情報
・販売実績
・取引先から届いたメール

それぞれ単体では情報として存在していても、取引先へそのまま送るには少し分かりにくい状態です。

ここから、

After

・ブランド概要
・商品紹介
・ブランドの特徴
・販売実績
・出店イメージ
・提案内容

といった形で、6ページ程度の資料へ組み立てることができます。

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※掲載例は、資料作成例として制作した架空案件です。

資料を作るというと、PowerPointをきれいにデザインする作業を想像しやすいですが、その前に、

散らばっている情報の中から、何を使うのかを決める工程

があります。

実際には、ここが資料の中身を決める大きな部分です。


「資料はないけれど、材料はある」なら始められます


取引先から資料を求められたとき、

「うちにはちゃんとした資料がない」

と思っても、まずは手元を見てみてください。

写真、SNS、価格表、メール、過去の販売記録、ちょっとしたメモ。

一つひとつは資料に見えなくても、それらを組み合わせれば、提出先が確認しやすい形にできることがあります。

私たちは、

写真・SNS・メール・メモなど、まだ資料になっていない情報から、取引先向けの提案資料を作成するサービス

を出品しています。

完成した原稿をご用意いただく必要はありません。

「材料はあるけれど、どう資料にすればよいか分からない」

という場合は、こちらもご覧ください。


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