営業が嫌いな元営業が、AIに営業道具を作らせた話

営業が嫌いな元営業が、AIに営業道具を作らせた話

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ビジネス・マーケティング

営業は得意だった。好きだったことは、一度もない

外資系の金融で営業をやっていた。成績はトップクラス。でも、その数字を作っていたのは、人脈と、会食と、人に深くコミットする回数だった。最初の方は、一人のお客様を大切に出来た。しかし、顧客数が増えれば増えるほど、どこか自分がキツくなっていた。あの働き方を、独立してまで続ける気はなかった。

だが、問題は、独立しても営業からは逃げられないことだ。

商品がどれだけ良くても、知られなければ存在しないのと同じ。誰かが売らなきゃいけなくて、一人でやっている以上、それは自分だ。

電話はしたくない。飛び込みもしない。交流会にも行かない。

残った手段は、書くことだった。

フォーム営業という選択


問い合わせフォーム営業——企業のサイトにある問い合わせフォームから、営業の文章を送る方法。

テレアポより相手の時間を奪わないし、こちらも消耗しない。文章なら、納得いくまで推敲できる。会わずに、書いて売る。自分に残された唯一の営業手段だと思った。

やってみて、すぐに気づいた。**これは、作業が地獄だ。**

- 会社のサイトを開いて、問い合わせページを探すのに1〜2分
- 名前、ふりがな、メール、会社名、本文を手で打ち込んで2〜3分
- 送った先をスプレッドシートに転記して1分

1件5分。50件で半日。文章を書く時間じゃなく、コピペと転記に人生が溶けていく。

外注(送信代行)は1件10円からある。でも、誰に・何を・どう送ったかを他人任せにするのは怖かった。かといって「全自動で大量送信」をうたうツールは論外だった。ああいうツールは「営業お断り」と書いてあるサイトにまで撃ち込む。送られた側は迷惑して、送った側は屋号に傷がつく。フォーム営業が嫌われるのは、ああいう道具のせいだ。

欲しいものは決まっていた。**面倒な作業だけ道具がやって、判断と責任は自分に残る道具。** 探したけど、なかった。

だから、AIに作らせた


白状すると、私はコードが書けない。

だから、AI(Claude)に作らせた。「こういう道具が欲しい」を伝えて、動かして、実際の企業サイトで試して、弾かれたら直させて、また試す。それを繰り返した。

手を動かしたのはAIだ。でも、**設計の思想だけは、一度も譲らなかった。**

```
AIが探す。
AIが書く。
AIが入力する。
送るのは、人間。
記録するのは、道具。
```

このツールは、送信ボタンを押さない。名前・メール・本文まで全部入力して、送信ボタンの手前で止まり、画面を私に見せる。送るかどうかは、私が決めて、私が押す。

「営業お断り」「セールスはご遠慮ください」と書いてあるサイトを検知したら、入力すらせず手を引く。CAPTCHA(「私はロボットではありません」)は突破しない——入力だけ済ませて、操作は人間に渡す。同じ相手には二度送らない。1日50件・間隔30秒の歯止めも外せない仕様にした。

火力ではなく、統治。 撃てる数を増やす道具ではなく、1通ずつに責任を持てる道具。

実際どのくらい動くのか


実在する事業者サイト27件(歯科・税理士・美容系)で検証した。

- **19件(70%)**:自動入力まで完了
- **8件(30%)**:ツールが自分の判断で「入力せず停止」

大事なのは後半だ。相手の名前がページで確認できない、フォームが実は存在しない——そういうとき、この道具は無理をしない。**誤送信はゼロ。** 30%の「止まる」は失敗ではなく、道具が屋号を守った回数だと思っている。

いま、自分の営業はこれで回している。50件の「探して・打って・転記して」が、「確認して、押すだけ」になった。送信履歴はGoogleスプレッドシートに勝手に溜まっていく。

## 同じ道具が欲しい人へ

自分用に作ったものだが、同じ悩みの人はいるはずなので、売ることにした。

- 営業リストはあるが、フォーム入力が面倒で手が止まっている人
- テレアポが苦手で、書いて売りたい人
- 全自動スパムにはなりたくない人

ココナラ出品しました。


▼ フォーム営業をほぼ自動化するツール(残した「ほぼ」は、送信ボタン。あなたが押す)


- **Standard 20,000円**(ローンチ価格・限定20本、以後29,800円):入力の自動化+安全設計+スプレッドシート記録。リストは自分で用意する人向け


- **Pro 40,000円**:上に加えて、業種×地域から見込み先とフォームを自動で探す探索ツール+導入サポート1回。リスト作りから記録まで一気通貫



コードが書けなくても使えるように、セットアップは「AIに丸ごと任せる手順」を正式ルートとして手順書にした。私がAIに作らせたように、あなたはAIに動かさせればいい。



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