# 「誰が何に困っていて、何ならお金を払ってくれるのか」考えてたどり着いた答え
最近、ずっと考えていることがあります。
**「自分の技術を、どうしたら仕事にできるんだろう?」**
私はこれまで17年以上、WordPressを中心にWeb制作やシステム開発をしてきました。
最近ではAIの力も借りながら、「ご当地MAPでGET!」という位置情報ゲームの開発にも挑戦しています。
作りたいものは、いろいろあります。
アイデアも次々と浮かびます。
でも、そこで一つ大事なことに気づきました。
**自分が作りたいものと、誰かがお金を払ってでも欲しいものは、必ずしも同じではない。**
では、仕事にするためには何を考えればいいのか。
そこでたどり着いたのが、
**「誰が何に困っていて、その困りごとの何にならお金を払ってくれるのか?」**
という考え方でした。
## 振り返ってみると、すでにやっていた
そう考えながら、これまで自分がやってきた仕事を振り返ってみました。
すると、あることに気づきました。
私は以前から、会社の方から、
「こんなシステム作れない?」
と相談されることがありました。
最初から、
「WordPressで作ってください」
「Googleスプレッドシートを使ってください」
と言われるわけではありません。
お客様が話すのは、技術のことではなく、
**「今、何に困っているのか」**
なんです。
例えば、
「社員の日報をもっと簡単に管理したい」
という相談から、Googleスプレッドシートを使った現場日報の仕組みを制作しました。
また、
「条件を入力して補助金について診断できないか」
という相談から、AIを活用した補助金診断システムも制作しました。
ほかにもWordPressを使った独自システムや、Googleマップを利用した仕組みなど、その時々の「こんなことできない?」から考えて形にしてきました。
ここで、ようやく自分の中でつながりました。
**お客様はWordPressが欲しいわけではない。**
**スプレッドシートが欲しいわけでもない。**
**AIが欲しいわけでもない。**
欲しいのは、
**「今困っていることを、なんとかしてほしい」**
ということなんですよね。
## だったら、最初からシステムを売らなくてもいい
例えば、
「Excelでの管理が大変」
という会社があったとします。
話を聞いてみたら、Googleスプレッドシートに少し仕組みを加えるだけで解決できるかもしれません。
WordPressを使えば低コストで作れるかもしれません。
すでにあるサービスを使えば、もっと簡単かもしれません。
それでも解決できなければ、専用システムを考えればいい。
大切なのは、
**「何を作るか」から始めないこと。**
まず、
**「何に困っているのか」から始める。**
そして、その人の予算や仕事に合った方法を考える。
これなら、私にもできるのではないかと思いました。
## そこで、一つ実験してみることにしました
今回、ココナラに新しいサービスを出品してみました。
いきなりシステムを制作するサービスではありません。
まず5,000円で、
**「今の仕事で困っていることを聞かせてください」**
というサービスです。
紙、Excel、LINEなどで行っている仕事の中から、
「ここが面倒」
「もっと簡単にできない?」
という部分を聞いて、
何をIT化すればいいのか。
どんな方法ならできるのか。
高額なシステムを作らずに解決できないか。
一緒に整理して、具体的な方法を提案します。
そして、本当にシステムが必要なら、その時に初めて制作を考えます。
## これも一つの実験です
正直、このサービスに依頼が来るかどうかは分かりません。
一件も来ないかもしれません。
でも、それならそれも一つの答えだと思っています。
逆に、
「実はこんなことで困っています」
という相談が来たら、そこには自分では気づかなかった仕事があるかもしれません。
**「自分は何を作れるか?」ではなく、
「誰が何に困っているか?」から考える。**
そして、
**その困りごとを解決することに、お金を払ってもらえるのかを実際に試してみる。**
60歳になった今でも、まだまだ分からないことばかりです。
だからこそ、考えるだけではなく、小さく試してみようと思います。
今回のココナラ出品も、その実験の一つです。
果たして最初の相談は来るのか。
また結果をご報告したいと思います。