材料も、部品も、装置も、検査も並ぶ展示会は、正直おもしろいです。
JPCA Showでも、SEMICON Japanでもそうですが、
一つの目的で行ったつもりでも、会場に入ると視野がどんどん広がります。
たとえば最初は、放熱材料とか、高信頼性とか、そういうテーマを見るつもりで行く。
でも歩いているうちに、検査自動化も気になるし、塗工や加工の装置も少し見たくなる。
品質寄りの人なら検査や再現性が気になるし、技術企画なら周辺技術まで押さえたくなる。
技術営業なら、顧客に説明しやすい切り口があるかも見たくなる。
ここで広がるのは、すごく自然です。
むしろ、そういう横展開が展示会の面白さでもあります。
でも、そのまま全部を追いかけると、だんだん焦点がぼやけます。
材料を見に行ったのに、装置の話で時間を使いすぎる。
装置を見ていたのに、今度は検査ソリューションに引っ張られる。
気づくと、あれだけ気になっていた本命のブースを後回しにしている。
展示会では、こういうことが本当によく起こります。
だから私は、こういう展示会ほど
入口を一つだけ決めておく方がいい
と思っています。
今回は材料起点で見るのか。
それとも工程起点で見るのか。
あるいは検査や品質起点なのか。
入口が決まると、装置を見るときも
「この装置そのものがすごいか」ではなく、
「自分の関心テーマにどうつながるか」で見やすくなります。
たとえば材料起点で入るなら、装置は
その材料をどう扱うのか、既存プロセスにどう乗るのか、量産で無理がないのか、
そういう見方になる。
品質起点なら、再現性や検査性の方が気になるはずです。
同じ展示会でも、入口が違えば見方はかなり変わります。
展示会で迷うのは、知識が足りないからではなく、
近いものが多すぎるから
かもしれません。
業界が近い展示会ほど、全部が関係ありそうに見える。
だからこそ、最初にどこから入るかだけ決めておくと楽です。
広がるのは会場に入ってからでも遅くありません。
でも、最初の入口がないまま入ると、最後まで広がりっぱなしになります。
材料も装置も検査も並ぶ展示会ほど、
まずは一つの入口から入る。
その方が、結果的には周辺までちゃんと見えることが多いです。
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展示会で
「行く前に絞りきれない」
「帰ってから整理がしんどい」
と感じる方には、事前整理というやり方が合うかもしれません。
サービス内容・納品物のイメージは、下記ページにまとめています。
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