CSVを開いたら電話番号の「0」が消えていた話

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顧客名簿をCSVでもらって、いつものようにエクセルで開く。そこまでは何ごともなかったのに、電話番号の列を見た瞬間に手が止まりました。090-1234-5678 のはずが、9012345678。郵便番号の 0150001 は 150001。商品コードの 0042 は 42。先頭の0が、きれいさっぱり消えていました。しかもタチが悪いのは、この状態で上書き保存してしまうと、元のCSVからも0が消えることです。もらったデータそのものが壊れます。私は昔、これで一晩ぶんの作業をやり直しました。■ なぜ消えるのかエクセルはCSVを開くとき、中身を見て「これは数字だな」と勝手に判断します。数字だと判断された瞬間、先頭の0は意味のない0として捨てられます。人間にとっては大事な0でも、計算する側から見れば 0042 と 42 は同じ数だからです。同じ理由で、こういうことも起きます。・1-2 が 1月2日になる・2026/8/24 が 45893 という数字になる・1E5 という商品コードが 100000 になる・全角の123 が半角の123に変わるどれも「気を利かせた結果」なので、警告も出ません。開いた本人が気づかないまま、名簿として配られていきます。■ 開き方を変えるだけで防げますいちばん確実なのは、ダブルクリックで開かないことです。エクセルを先に空の状態で立ち上げて、「データ」タブから「テキストまたはCSVから」を選び、目的のファイルを指定します。取り込みの画面が出たら、右下の「データの変換」を押してください。列の一覧が出るので、電話番号や郵便番号、商品コードの列を選んで、データ型を「テキスト」に変えます。それから読み込むと、0は残ります。すでに0が消えた状態のファイルしか手元にない場合は、残念ですが元には戻せません。消えた0が1個なのか2個なのかは、データの中に情報として残っていないからです。もらった側で桁数のルールが決まっているとき(郵便番号は必ず7桁、など)だけ、機械的に埋め直せます。■ それでも面倒なときとはいえ、毎回この手順を踏むのは正直しんどいです。まして、月末に届くCSVが1本ではなく5本あって、そのうち3本は文字化けもしている、となると、直すこと自体が仕事になってしまいます。そういうときは、こちらで整形してからお返しします。先頭の0が消えないように取り込み、文字化けを直し、重複行を消して、株式会社と(株)と㈱の表記を揃える。ここまでやった状態のファイルと、「どこをどう直したか」を書いた説明書の2点を、最短即日でお渡ししています。1ファイル・3,000行までで1,500円です。▼ CSV整形・データクリーニングhttps://coconala.com/services/4262721事前のご相談は不要です。ファイルを送っていただければ、こちらで見て判断します。「0が消えた」で半日を使う日が、これで1日減れば嬉しいです。
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