毎回同じExcel・CSV作業をしているなら、小さな自動化に向くかもしれない

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毎週、同じCSVを開いて、同じ列を消して、同じ順番に並べ替えて、Excel形式で保存する。

一つひとつは難しい作業ではありません。ただ、手順が決まっているぶん、毎回なぞるのが地味に面倒です。途中で1列消し忘れて、あとで気づくこともあります。

こういう作業は、小さな自動化に向いていることがあります。

■「自動化」は、もっと小さくていい

自動化と聞くと、システムを作る話のように聞こえるかもしれません。何度も打ち合わせをして、大きな仕組みを入れて……というもの。

ここで言っているのは、もっと手前の話です。いつも手でやっている「列を消す」「並べ替える」「保存する」を、同じ順番で実行してくれる短いプログラムを用意しておく。Pythonのようなプログラミング言語を使うと、こうした処理を短いコードにまとめられる場合があります。処理内容によっては、決まった手順で実行できる形まで整えられることもあります。

■向きやすいのは「毎回同じ」作業

たとえば、こんな作業です。

・必要な列だけ残して、不要な列を消す
・いつも同じ条件で並べ替える
・条件ごとにデータを別のシートやファイルに振り分ける
・CSVをExcel形式で保存し直す
・同じ形式のファイル何本かに、同じ処理をまとめてかける
・ファイル名を「日付_取引先名」のような決まったルールで付け直す
・毎回同じ形の簡単な集計表を作る

どれも、慣れた人なら考えなくても手が動く作業です。手順がそこまで固まっていれば、コードに置き換えやすくなります。

■向かない作業もある

反対に、小さな自動化では扱いにくいものもあります。

中身を見て、毎回人が判断している作業。元データの列の並びや形式が毎回違う作業。ログインが必要なサイトを操作したり、外部のサービスとデータをやり取りしたりする作業。決済や重要な個人情報が絡むもの、高いセキュリティが求められるものも、手軽な自動化で済ませる対象ではありません。

こうした作業を無理に自動化すると、結果を確かめる手間がかえって増えることがあります。ただ、全体は難しくても一部だけなら向いている、ということもあります。

■まずは手元の作業を書き出してみる

誰かに相談する場合も、自分で調べてみる場合も、今の手作業を順番に書き出すところから始めると整理がつきます。「CSVを開く→C列とF列を消す→日付順に並べる→保存」くらいの粒度で十分です。

そのうえで、どこを減らしたいのか。元データはどんな形式で届くのか。最後にどうなっていれば完成なのか。使っているのがWindowsかMacか、Pythonを動かせる環境があるかも分かっていると、話が早く進みます。

書き出してみると、「ここだけは毎回考えている」という部分が見えてくることがあります。そこは手作業に残して、残りだけを自動化する。その分け方でも、毎回の作業は少し軽くなります。

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毎回同じExcel・CSV作業をしていて、小さく自動化できるか確認したい場合は、現在こうした相談も受け付けています。対応しているのはPythonによる小規模な定型作業の自動化で、範囲は「Excel・CSVをPythonで自動化します」のページにまとめています。
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